企業形態別アドバイス

非WEB業界からWEB業界への転職を実現する方法~営業編~

WEB業界へ未経験で転職する人が増えている昨今。

具体的な流れとしては、銀行や証券で働いていて、環境に馴染めずベンチャー企業に転職しようということで、WEB業界に飛び込んでいくという流れが多いように感じる。

メーカーからベンチャーへの流れもある。今回は、非WEB業界の人間がWEB業界へ転職する際に気を付けてほしい点についてお話していく。

ベンチャー転職は簡単ではない

ベンチャーのなかにも、未経験だが地頭のよい人を大量採用しているところがある。特に、サイバーエージェントは未経験者を積極的に受け入れている。

だが、昨今イケているベンチャー企業でも、経験があまりない人の採用をすこし渋っている傾向を感じてきている。

つまり、若くてもネット系のことに親和性がない人は採用されにくい傾向があるということだ。

次の二パターンを考えてみよう。

A. 慶應義塾大学経済学部卒業後、三菱UFJ銀行に入行し、都内の支店で中小企業への融資に従事しているが、4年経って銀行の将来に不安を感じ、26歳のときに転職をしようとしている人。

学生時代はサッカーサークルで、タリーズでバイト経験。社会人になってからは、社会人フットサルサークルの運営に携わる。

B. 早稲田大学政治経済学部卒業後、大和証券に入社、都内の支店で個人富裕層向けに金融商品を販売しているが、4年たってノルマが苦しくて26歳で転職を考えている人。

学生時代はマーケティング研究会でホームページ作成、社員4人の広告系ベンチャーでアルバイトを経験。社会人になってからは海外の孤児支援のNPOで、集金関連のボランティアをしている。

これはわかりやすいが、WEBベンチャーで採用されやすいのは単純に見るとBだ。

理由はWEBに親和性が高い経験をしているからだ。

難しいテクノロジーとは言わないまでも、WEBに親しみ、ベンチャーのことを少しでも知っている人は、転職してから馴染みやすい

理由はベンチャーがどういうところかをわかっているからだ。(ここではWEB業界はほぼベンチャーという扱いにしている)

あまりに親和性がない人は採用されない。

また最近は採用要件が上がってきており、例えばSaaS事業をやっているところは、若手営業でもSaaS経験者しか採用をしなくなり、未経験を育てるという会社がまともな会社のなかでは減ってきている気がする。

未経験可能の会社は多くあるが、それらの会社はあまりよくない会社である可能性がなぜか高い。

WEBベンチャーについて知る

未経験からの転職は、営業もしくは営業兼事業開発/マーケティングという形になるだろう。

転職するときに気を付けてほしいのは、ベンチャー企業を知らないということだ。ベンチャー企業は情報がありすぎるのでよくわからない。

情報の取捨選択と情報の正しさの検証の2点が非常に難しい印象だ。

中の人と話す経験がないとベンチャーのことがわからなくなるので、ベンチャーについてまず名前を知るところから始めてほしい。

銀行員がベンチャーへ転職するときにひっかかる罠

銀行員がベンチャーに転職する際に失敗するのが、事業が黒字かどうかだ。黒字かどうかで判断するのではなく今後の伸びしろで判断してほしい。

黒字でずっと事業を展開している企業は、資金調達もせず、上場も目指していないことが多く、ひっそり儲けながら事業をしている。

上場しておらず儲かっている企業としてはDmmがある。

Dmmは動画関連で非常に儲けているが、それをどんどん新しい事業に投資して、いまやWEB業界の総合商社となる存在になっている。

企業買収も行っているのは知っているかもしれない。

黒字かどうかで判断をしていたらベンチャー転職はできない。

スタートアップは急成長を目指し、赤字を垂れ流し続け、資金調達を続け、時には赤字でも上場するのがベンチャー企業である。

ベンチャー企業は成長投資に大きな費用をかけている。

メルカリもずっと赤字になっていたが、広告費を削ればすぐに黒字化はできるが成長を優先して広告投下をずっと続けていた。

黒字転換しようと思えばできるが、アクセルを踏み続けて赤字にできる経営者は、肝がすわっておりすごいと言えよう。

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ベンチャー企業に関する情報収集方法

さて、ベンチャー企業の情報収集だが、色々な情報があるので自分の好きなようにやってほしい。手軽なのはSNSだ。

ベンチャー関係者とfacebookで友達になったり、twitterでフォローしたりして情報収集をするとよい。

Twitterはいろいろフォローすべきだが、ジラフの麻生社長はtwitter経由でよく採用ができているようなのでぜひフォローしておくほうがよいだろう。

その他、けんすー氏といった丁寧に答えてくるアカウントもチェックしておこう。ヘッドハンターの高野秀敏氏もおもしろいのでチェックしよう。

メディアでいくと、
http://thebridge.jp/は毎日見ておいたほうがいい。

資金調達や買収の情報が絶え間なく流れ続け、質もなかなか高い。ここに流れてくる情報は比較的鮮度が高いので、ベンチャー転職を考えた日からチェックしていくとよい。

他には、https://prtimes.jp/もお勧めしている。

PR timesは大手も使っているが、PRツールとして使われているメディアだ。新しいプレス情報があると、自社メディアとPRtimesに流すことが多い。

情報が多すぎるので興味のあるものを流し読みする程度でよい。このメディアからいいものを探し出せるのであればなかなか筋がよいだろう。

また、https://voicy.jp/channel/32も捨てがたい。

voicyというサービスを知っているだろうか。個人で発信できるラジオのようなものだ。Youtubeの音声版だと思えばよいだろうか。

ここのサービスはインフルエンサーがよく発信しているがKさんという番組が非常に面白い。

ベンチャー企業に対して言いたい放題言っている。

ここに出てくる企業名や内容が一回ですぐ理解できたらある程度ベンチャーのことが理解できていると思っていい。わからない人は企業名を調べたほうがいい。

私が聞いたときは、クラウドファンディングプラットフォームについて言及していた。クラウドファンディングだけで、Ready For 、マクアケ、グリーン、キャンプファイアといった様々なプラットフォームがある。

これらのなかでどれが生き残るか自分なりに予測を立ててみると面白いだろう。

逆にこうした予想を立てることに面白さを感じられないのであれば、ベンチャー業界は一回考えたほうがいい。

ベンチャー村で生きていくにはベンチャーのことに詳しくなったほうがいい。

ベンチャーは待遇がよいわけではないので、やりたいことが大企業でできないか、もしくは上場予定のないオーナー企業でできないかを検討したほうがいい。

例えば動画系だと、delyやエブリー、オープンエイトという会社名を聞いてピンとくるだろうか。来ない場合は、動画系の事業に疎いということになる。

UUUMといったYoutuberマネジメント系のカテゴリもあるが、分散型メディアと呼ばれるクラシル、delish kitchenといったサービスは知っておいたほうがいい。

Wantedlyで訪問

https://www.wantedly.com/

は登録していなければすぐに登録しよう。Wantedlyの募集ページを確認して、企業をとにかく見てみよう。

企業を見て、その企業に所属する人のプロフィールを細かくチェックしてどういうキャリアで今の転職先に行きついているか確認しよう。

Wantedlyは他の採用媒体に比べて、採用に直接つながる確率が高いわけではないが、訪問自体が非常にしやすいので、ユーザーにとって使いやすいサービスである。

軽い気持ちで話を聞きに行けるので、リアルでベンチャーを見に行きたいときはwantedlyの登録はマストである。

ただし、Wantedlyは有象無象の企業があり、見極めが難しい。有料プランも安くでつかえるのでベンチャー企業はほぼ全部が使っていると思っていい。

ビズリーチを使う

ビズリーチはベンチャー企業の人事やCEOから直接オファーがくる。簡単な話でもいいからと連絡がくるので使いやすいサービスだ。

また、ビズリーチは企業側からすると使うのに少々お金がかかるので採用に本気の企業ばかり、もしくは資金的に余裕のある企業しか使わないのでベンチャーのなかでもやや安定した企業を探したいのであれば、ビズリーチは使ったほうがいい。

ビズリーチはエージェントとも出会えるので、ベンチャーに強いエージェントと会っていこう。

ビズリーチの登録はこちら