転職エージェント

転職/キャリア支援のサービス「VIEW」の評判はいかに。株式会社アサインの代表小瀬村卓実氏に語ってもらった。

若手ハイクラスの人材紹介として定評がある株式会社アサイン。人材紹介で多くの実績を残し、新しいキャリアマッチングサービス「VIEW」をリリースした。

自分にとって合う職業をAIによってリコメンドしてくれる優れたサービスだ。VIEWをリリースしたアサイン社の創業者であり代表取締役である小瀬村卓実氏にリリースの背景やVIEWの概要を聞きたく、インタビューを実施した。

総合系コンサルティングファームを経て転職エージェント事業を立ち上げた小瀬村卓実氏

-小瀬村卓実さんの自己紹介をお願いします。

愛知県の出身で大学は京都大学経済学部に通いました。大学時代は、バスケットボール部に所属しバスケの練習に打ち込んでいました。

就職活動で、様々な業界を見ましたが、コンサルティング業界を選択しました。外資系の戦略ファームと総合系ファームに内定しました。

ファームの雰囲気が気に入った総合系ファームに入り、複数のプロジェクトに従事しました。その後、現在代表をつとめるアサイン社を2017年に起業しました。

-HR-tech企業であるアサイン社はどういう事業をしているのでしょうか。

若手の転職支援を中心として転職エージェント事業をしています。もともとコンサル業界の人材紹介からスタートし、外資系の戦略コンサルから総合コンサルまで幅広く行っています。

今ではポストコンサルの支援もおこなっており、コンサル出身者の転職支援(コンサルから事業会社等)もしています。また、コンサルに関係なく若手の優秀な方を、事業会社へ転職支援している実績も数多くあります。

コンサル業界ではジュニアクラスからシニアクラスまで年代も役職も幅広く、転職支援させていただいております。

IT業界や人材業界等では20代のハイエンドがメインとなっております。

ハイクラス中心に様々な転職支援を成功実績、塾講師からリクルートの事例も

-ハイエンドの定義は何でしょうか。

学歴でいうと、おおよそMARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政)以上です。

ただ、ご相談にくる方の中心はMARCH以上のハイエンドですが、私たちの支援の特徴として、その人の価値観をベースにして行っているため、素直さと謙虚さ、高い向上心があれば、学歴問わず転職支援しています。

学歴が一般的には高くないといわれる方を、難関といわれている企業への転職支援をしてきました。

-具体的な支援の成功事例を教えてください。

シニア層であれば、コンサルティングファームのディレクター職の方を別のコンサルティングファームのディレクター職へといったこともあります。

我々の強みを生かした若手転職支援の事例だと、塾の講師をやっていた方を、リクルート(リクルートキャリア)に転職支援した実績があります。

その方は、塾講師という畑違いのところからきて、転職1年後にリクルートでMVPを取りました。

塾講師というキャリアだけで考えず、その方の価値観を掘り下げて、成長促進というところに関心をおき、成長促進を最大限いかせる職場がどこであるかを考えました。

その方の場合だと、「人」というのが転職における軸になっていたので、toB(企業)の成長促進が主であるコンサル業界ではなく、toCでかつ人にかかわることができる人材系を中心に転職活動を行いました。

面談を通して価値観を掘り下げていき、時間をかけてでも本人の適性を見極めたほうが、よい結果につながるという私たちの強みがいかされた転職事例です。

-その方のように経験がないのに受かった理由というのは、どのようなアドバイスを行ったからでしょうか?

未経験なので、ポテンシャル人材という枠で受けるので、通用するところ、通用しないところがどこであるかという現在地を把握しておく必要があります。

通用するところを謙虚になっても仕方ないですし、通用しないところをがんばっても仕方がないので、通用する/しないの見立てが正確であることが重要です。

もう少し具体的に説明すると、通用しないところ、今はまだ足りないが今後通用しそうな部分をどのようにキャッチアップできるかを具体的に示す必要があります。

その答えの1つが、私たちが大事にしている「価値観」をもとにしたキャリアコンサルティングであり、その人はこの仕事にどれくらいの思いをもってやれるのかを考えていきます。

-選考対策の「How」の部分では、どのようなアドバイスをしましたか?

リクルートに入った方は、リクルートキャリアを受けたのですが、彼の場合は、具体的には転職エージェントの業務内容を理解してもらうところからスタートしました。

入社してやることがわかっていないと、面接で受かるために何が足りないかわからないのできちんと理解してもらいました。

そのうえで、現職(塾講師)と似ている部分を探してリクルートでも通用しそうな部分を探すサポートをしました。

逆に今まで全く経験していない部分では、営業をして数字を追いかける経験です。

それに対しては、ファネルで考えていく習慣をつけてもらうようにしました。例えば、どれくらい面談して、どれくらいが面接にすすんでくれて、どれくらいが内定につながるかという数字をきちんと自分の中で分けて考えていく習慣をつけてもらいました。

結果、転職面接だけではなく、入社後も活躍できるようになりました。

価値観を軸に転職を考えることを支援

-その方は入ってからなぜ活躍できたのでしょうか?

結局は、価値観が合うかどうかが一番大きい気がしています。

-それは会社との価値観が合うということでしょうか。

会社もですが、仕事内容(職種)ですかね。仕事内容と本人の価値観が一番大きく、そのなかでよりフィットする会社というのがあると思います。

塾講師の方の場合、価値観を見極めたところ、特にリクルートはベストではないかと感じました。価値観を見極めたうえで会社と職種を選んであげるところに転職エージェントとしての大きな価値がでてきます。

-入ってからどうこうというよりも、入る時にどの職種に入るかというのが、活躍する要素になってくるのでしょうか。

そうですね。自分の価値観というものを、転職活動を通して理解するというのが大事です。

あなたの何が強みですかと聞かれても、自分の強みは周りと比較して気づくので、自分では当たり前だと思っていて、なかなか自分の「強み」に気づきません。

周りから指摘されて強みとして気づくことも多いです。もちろん活躍するかどうかは入ってから努力するというのは大前提ですが。

-新卒の時にする自己分析と一度働いてからやる20代の転職活動における自己分析の違いは何ですか。

大きな違いとしては、他人の価値観に流されないようになる点です。

新卒の時には周りにたくさん就活生がいて、本人が気づかないうちに、ブランドがある企業にいったほうがいいという価値観に流されてしまいがちです。

周りの声に影響されて、就職活動をした方も多いのではないでしょうか。

また、新卒のときは特にですが自己分析をする際に、受かるための自己分析になりがちです。

加えて、仕事の内容がまだあまりわかっていないことも、自己分析が深くできない要因にもなっています。

1度社会人を経験し、2,3年働くと、いい意味でも悪い意味でも地に足がついてくるようになります。その時に、自分の人生やキャリアにあわせて、自己分析を進めていくと、自分の特徴や強みが何であるかをきちんと考えることができるようになります。

転職者の人生に伴走するがスタンス

-アサイン社ではどのようなことに重きを置いて仕事をしていますか

伴走するということに重きをおいています。

なぜ20代を支援するかというと、20代はキャリアにおける重要な時期であり、仕事をはじめた早い時期にこそ、キャリアを壁打ちしながら考える必要があるからです。

20代の転職者は、エージェント事業をするうえでは収益性が高いわけではないため、あまり多くの人材紹介会社が参入してきませんが、本当に意義があるのは20代の転職支援だと思っています。

工数(面談時間)を削減して、1回の面談で転職先候補を決めたりはせずに、きちんと支援していく「伴走」する姿勢をもっています。

人材業をやるからには、その人の人生にはマラソンのようにずっと伴走すべきであるし、次の転職、その次の転職でも僕らをパートナーにしてもらうように長期的な視野でキャリア支援をやらないと、事業意義が薄くなってしまいます。

エージェント全員が伴走していくというのは、我々アサイン社全員が共通認識として持っています。エージェント業界でみられる、1日で決めてやっただとか、売ってやっただとかいう文化は許容しません。

「売る」という言葉自体もNGワードであり、転職を決めることをアサインという言葉を使っており、社名もアサインとなっています。

その人にあった仕事をアサインしていると思って仕事をしています。
KPIも1アサイン、2アサインという呼び方をしています(笑)。

非効率なエージェント業界

-VIEWを出すにいたった背景や思いは何ですか。

創業した時から、人のキャリアに興味がありました。実際に創業してみてこの業界に身をおいてみると、転職者目線でもエージェント目線でみても、とても非効率な部分があると感じました。

20代の転職では、転職エージェント側が経済性(売上)を担保しにくいので、短期支援で数を稼いで売上をたてるエージェントが多いです。

やりたいことや、将来できることの幅が広い20代ですが、転職になると少ない職歴のなかで転職先を考えるのは一般的には難しいといわれています。

シニアに比べて、職務経歴書上の経験は少ないため、今の経験でも転職できるところはどこかと選んでしまい、逆に幅が狭まってしまいます。これがポテンシャル転職の実像になってしまっています。

求職者側は誰に相談したらいいかもわからず、相談しにいったらいったで、自分の数少ない経験から転職を決められてしまいます。
こうしたところに課題感を感じました。

-エージェント側の非効率さとはどのようなことですか

転職サイトにはスカウト返信率が1%未満なものもあり、スカウトを一生懸命打っているだけでも非効率になってしまいます。

人材紹介会社のなかには、毎日夜の10時から11時にスカウトタイムを設けてがむしゃらにスカウトをおくっているところもあったりします。

エージェント本来の提供価値は、キャリアの意思決定をサポートし、その後に伴走していくことだと思います。スカウトを送信すること自体に付加価値はありません。

求人にしても、営業して各企業と契約しなければなりません。企業側も各エージェントと契約しています。

このように非効率であるという事例がかなりたくさんあります。エージェント側には、自分の支援できる人も限られており、得意な領域も違うので、支援すべき人にしっかりと手間なく会ってキャリア支援をしていくことが必要です。

転職したい人のことをもっと見ていき、キャリアカウンセリングの方に時間をもっと割いていかないといけません。

エージェントからみるキャリアカウンセリングには、本人の理解を深めることがゴールではなく、最後には企業側と紐づけないといけない(人材紹介につなげる)ので、採用企業側の理解も必要になります。

そうすると、全方位をカバーするのは現実的には不可能なので、ある程度振り分けをしたうえでそれぞれのプロに繋ぐという仕組みが必要だと思っています。

-「振り分ける」とはどういうことですか。

例えば、その人は経営企画に合っているのか、投資銀行業務の領域が合っている人なのか、営業が合っている人なのかというところを考えて、その領域に強い転職エージェントが相談にのってもらう必要があります。

職種という軸以外にも女性でライフプランを考えてゆっくり働きたいという人と、がっつり働きたいという人とではキャリアの志向性もかわってきます。

これくらいざっくりした大きなレベルでの転職エージェントの振り分けは、早い段階でされるべきだと考えています。

AIにより優秀なエージェントのサービスを多くの人へ

-20代では何をしたいかが決まっていない人もおり、営業もしたい、経理もしてみたい、経営企画もしてみたいと考えているという人が相談に来たらどうしますか

現状だと、そのニーズに1人で答えられるエージェントがあまりいない状態です。

1人で答えるというのは現実的ではないので、ある程度の職種軸がわかれるのであれば、同じエージェント会社、もしくは別の会社でもいいので、2人以上のエージェントに聞くのがいいと思います。

年収交渉だとか、スケジューリングを考えれば、一人の方が絶対に良いですが、職種軸が大きく分かれるのであれば2人でするのがいいのではないでしょうか。最初の段階では複数のエージェントに相談することをおすすめいたします。

-以上のような課題感があるなかで、なぜ「VIEW」を作ったのですか。

AIの本質を考えた時に、特殊な人間の知識や手法を汎用化できるという側面があることに注目しました。

例えば医者の診断や、弁護士による回答をAIが行うということは近い将来、起きてくると思います。

本当の意味で高性能なキャリアカウンセリングができるエージェントの手法や知識はAIに落とし込むことがでるはずだと考えています。

優秀なエージェントの経験や知識を汎用化することで、これまでよりも多くの人届けることができます。優秀なエージェントのサービスはこれまで一部の人しか受けられなかったのが多くの人に届けられるということです。

-優秀なエージェントとはどのようなことですか。

まず大前提としては、長期的に支援できるということが大事だと考えています。
転職を終えれば自分の仕事をおしまいだというエージェントは多いですが、先ほども言いましたが、その人にずっと伴走できるというのが大事になってきます。

それに加えて、スキルが高いという意味で言うと、その人間の価値観をきちんと整理できることと、さらに職業と紐づけることができるという二つのクオリティの高さで決まります。

どのような人であるか、何が好きな人かを整理し、そこに合う仕事にまで紐づけなければ、サービスの価値としては完結しないです。

優秀な思考回路をAIによって多くの人に届けていくための役割とこれから「VIEW」に果たしてほしいです。

価値観を軸にしてキャリアカウンセリングをするというところが、他とは違うところとして打ち出している部分です。

経歴ですっと決めたがるところが多いですが、そうではなく、経歴としては一見、合っていないが価値観が合っているというところに対して、どのようにしたら通るかという支援ができるような仕組みになっています。

そういった意味での価値観を軸にしたキャリアカウンセリングを多くの人に提供したいという思いがあります。

プライベートなことから仕事選びにつながる相手の価値観を引き出す

-相手の価値観はどのように引き出していくのですか。

仕事とは全く関係ないところから引き出すのが簡単にできるやり方です。

私たちがよく対面のカウンセリングで行う方法は、趣味や人生において大切にしていることを聞きます。

-趣味があまりない人に対してどうしていますか。

趣味がない人は、趣味がないというなかで特徴が出てきます。例えば浅く広くやることが好きな人であれば、1つのことを突き詰める仕事は向いていない傾向があります。

-プライベートに関しては、信頼関係のない相手には話したくない人もいますが、何度か会って価値観を引き出していくのですか。

もちろん最初は信頼してもらうところからスタートしますが、大事なことは相手のためになることをしているかということなので、耳が痛いことも言うことはあります。

相手のためであるというベースがあれば、耳が痛いことであっても言う権利はあると思います。

-耳が痛いことというのはどのようなことですか。

今までの経験が、次の職種では活きないという話や、やりたいことや憧れている仕事が向いていないと話すこともあります。

真実・正当・強気というのが私たちのコミュニケーションの基本原則なので、しっかりと相手のためになること、正しいことを言うようにしています。

相手のためになること、正しいこと、この二つが揃っているのであれば、多少強気で言うべきだと考えています。

価値観を軸に3分でキャリアカウンセリング

-VIEWで実際どういう課題解決ができそうでしょうか。

価値観を軸にしたキャリアカウンセリングを3分程度で受けることができます。

AIというのは、今のレベルでははまだ人間にとってかわるものではないと思っており、とても高精度な結論を出すということには向いておらず、中精度で高い人のノウハウが詰まっていることに対しては得意です。

今回のVer1.0のVIEWで実現できることは、転職者の人がおおよそどの方向に向いているかを把握できる段階まではきています。

私たちエージェントのように、企業や企業のポジションまで言えないので、最後のどの企業が向いているかというところは人間に任せる形になります。

VIEWのいいところは、法人をしている人に対して、実はコンサルに向いているということがランキング形式でわかります。

①ITコンサル②戦略コンサル③戦略コンサル…㊿営業、というように、ITコンサルが実は好きであるというようにぼんやりと示してくれます。

この時に、ITコンサルに強い人に簡単に相談することができます。おおよそどこに向いているのかがわかったうえで、誰に相談したら良いのかが明確になります。

優秀なエージェントが専門領域を担当

-誰に相談したらいいかというのにも特色はありますか。

私たちは転職エージェント会社として活動してきているので、腕が良いと思ったエージェントを集めています。

そのようなエージェントは賞を取っていたりするので、昨年のビズリーチのトップや、リクルート、マイナビなどいろいろなところで賞を取っている人間が集まり各専門領域だけを扱います。

-転職を決めた数と満足度は別ですが、いいエージェントを担保するうえでどのようにお考えですか。

私たちがアライアンスする際には、価値観をベースにした支援であると営業に行きます。

経歴がフィットしていなくても価値観がフィットした人が来てくれ、そのようなことに時間をかけることをよしとした人しか参画しないです。

例えばプロコミットのようなビジョン的に近い会社のように本来的にはどういう人が向いているのかをちゃんと考えてくれる会社が集まってきます。

-今までよりも求職者の価値観を探るために時間はかかりますが、返信率の低いメール送信に無駄な時間を費やさず余った部分を使うということですね。

そうですね。

-私も昔AIによるマッチングサービスを使ったことがあるのですが、職種のマッチングが悪く、AIとうたう割に全くマッチングしないという印象でしたが、本当に精度の高いものができるのしょうか。

もちろん今後改善は繰り返していきますが、おおよそどの方向に向いているかについてはレコメンドできると思います。

その理由については、細かいところをあてにいこうとしておらず、大きく右なのか左なのかという分析ロジックを複数組み合わせることによって精度を担保しています。

年収は長期的な目線で

-その人の市場価値がいくらであるかということや、年収についてフォーカスされますか。

年収にはフォーカスせずに、価値観をきちんとみます。

ランキングは、経歴と価値観の掛け算や足し算ではなく、経歴でいけないところはカットしたうえで、単純に価値観の降順で出てきます。

-年収を1番の重きを置く方がいますが、アサイン社としてこのような方にはどのようなアドバイスをしていますか。

まず大前提として、年収を上げたいと相談に来る若手の人はあまり多くないです。全体の1割くらいしかいません。

それでも仮に年収が大事だという方の場合は、点ではなく面で見ます。結局40歳をこえると年収が下がり始めるという事実はあまり知られていません。

では40歳を超えても年収が落ちないように長期的にどうやって年収をあげていくかを一緒に考えます。

私たちも足元の年収を気にするべきではないと思っていますが、長期的な年収は仕事の価値の代替なので、当然高くしていくべきと考えます。

将来、盛り上がっていくところで好きなものを探し、面でみて年収を形成していきます。

どのようないい企業に入っても3年でクビになるよりは、最初は年収が低くても、役員クラスになれば年収は上がっていくので、しっかりと面でみて考えていくようにしています。

20代こそVIEWを使うべし

-いますぐには転職しない人も登録していいのでしょうか。

むしろそれをしてほしいです。

このアプリのいいところは、健康診断的な要素があるところです。見る分にも、エージェントと相談する分にも無料ですし、登録してランキングを見るまでも3分でできるので、やって損はないと思います。

今の自分の価値観でどういうところに向いているのかを見ることは、誰しもが転職を少しは考えている時代であるので、絶対にしておくべきです。

また、色々な人に使ってもらうことでサービスの精度もあがっていくので、みんなで使ってどんどん自分のキャリアをわかるようにしていきたいです。

とりあえず一度使ってほしいし、いろんな人にすすめてほしいです。一回みてもらい、ログをためてもらえば、高精度のレコメンドを必ず実現していきます。

-具体的に年齢やスペックに関してどのような人に使ってほしいですか。

20代で転職を考えているがどうしたらいいかわからない人、転職を真剣に考え始めた人です。

今はMARCH以上のハイエンド向けのアプリになっていますが、それ以外の若手の転職者が楽しんでできるような領域までカバーしていく予定です。新卒にも展開しようと思っています。

営業でも業種によって様々

-最近転職相談で多いのは、早稲田卒大手銀行員などの方です。例えば過去の経験をそのまま活かしにくいであろう銀行員がVIEWを使った場合、どのような価値を提供できるのでしょうか。

まず、自分の受けられる範囲が明確化されるので、自分の選択肢を知ることができます。
銀行の営業マンといっても、転職したい理由を聞くとパターンが違っています。

相手のためかどうかわからない提案をすることが嫌という人や、体育会の寄り付きといった文化が嫌な人や、そもそも営業職が向いていない人というように異なっています。

同じ銀行の営業職でもランキングは人によって違ってきます。

職種や今までの経験で書類が通るか通らないかといった総量は変わらないですが、向いている職種のランキングは人によってバラバラにでてきます。

営業中心に出てくる人や事業開発の人や、営業だけど有形だけが上にくるという人も出てきます。

-営業のなかでも更に分けているのですか。

業界によって営業の特徴があるのでわけています。

例えば無形で提案営業が好きで共感性が高い人であれば、相手のためになる提案の柔軟性のある営業であるITサービスの営業などになります。

明確にモノがいいというのであれば、違う業界の営業になります。

自分では気づかない業種も

-小瀬村さん自身はどのような職種に向いていると出ましたか。

一番に出たのは総合コンサルの戦略チームです。

-なぜそのような結果が出たのですか。

色々なことに触れるのが好きというのと、モノというよりかはサービスを提案していきたいこと、また個の力で打開していきたいという気持ちが強いということで診断されました。

ただ、いくつもの分析要素の絡み合いで出てくるので、一概には言えないです。

-結果を見て自分に合っているなと感じましたか。

TOP5を見ると、そのうち4つは合っていると感じましたが、一つは意外なものがありました。

確かに考えたことはなかったが、向いているのかもしれないなと感じました。

-それは何ですか。

投資銀行のカバレッジがでてきました。

他にはITサービスの経営企画、通信の経営企画などが出てきました。

エージェント側も手間いらず

-優先顧客と資料にありますが、どのようなことですか。

優先顧客という考え方で、例えば1%の返信率をかいくぐって面談したとしても、転職意向が低いことや、人と話すのが苦手だが営業職といった、価値観的に向いておらず、受かりそうにない人と会ってしまい、リリースせざるを得ないということが過半数を占めています。

このようなことがエージェント事業の実態なのですが、こういったことは辞めにしています。

寧ろ採用企業のことをどんどん知ってもらうことや、カウンセリングに時間を充ててもらうことや、これからのエージェントの本質的価値を発揮してもらうための手助けをしたいです。

スカウトを送った数や、返信率の担保といったマンパワーゲームはやめています。

-今までにもミイダスやビズリーチといった類似サービスがありますが、VIEWの一番の特徴は何ですか。

何にもしなくても支援すべき人から相談依頼がでてくることです。

今回のUIでは、転職者が興味のあるシナリオを押し、専門家の一覧を見て、エージェントに相談するかたちなので、エージェント側からアクションすることは何もないです。

100人、200人のエージェントが一人の転職者に群がる構造ではなく、各シナリオの専門家が3人ほど担当する仕組みにしているので、何もしなくても支援するべき優先顧客に会うことができます。

日程調整からスタートすればいいわけです。

実績のあるエージェントだけが登録

-専門エージェントとして選ばれるにはどうすれば良いですか。

まずはエージェントとして実績を残すことです。登録するために高い水準の実績を求めているので、そこを越えなければ登録できないです。

-リクルート、マイナビ、ビズリーチなどで賞を取った以外にはどのような実績がありますか。

転職支援決定実績が十分にあるといったことです。

-転職エージェントの方で自分はVIEWが使えるかわからないという人は小瀬村さんに相談にいけばいいですか。

そうですね。ぜひ来てください。

ただ、質は担保しなければいけないので、実績はマストだという話にはなってしまいますが、ビジョン共感いただけるエージェントには全面的に協力したいので、ぜひ相談に来ていただきたいです。

-現在初月の段階で転職エージェントは何人登録されていますか。

30人います。

-今後増やしていく予定はありますか。

腕のいいエージェントにはどんどん参加してもらいたいですし、まだまだ人数も足りていないので、増やしていく予定です。ただ、300人までにもする予定はなく、100人は超えることはないです。

-1人のエージェントに人数が偏ってくると、相談が大変になるかと思いますが、ユーザー数との兼ね合いはどうなりますか。

エージェント100人もいれば、数字上は十分対応できます。

このサービスの特徴として、転職意向が低い人はそもそも相談のフェーズにまでいかない設計になっています。

トラフィックという面では今までの転職サービスよりも少なくなり、そのなかで質が良い候補者で転職意向の人の面談ができるということで売っているので、人数が足りなくなるからといって、誰でもいいから相談でき、エージェントの質も低くなるということにはしません

-エージェント目線から質がいいということはどういうことですか。

転職意向が高く、経歴的に自分が専門としているとことに十分受かり得る人で、且つ価値観的に向いている人になります。向いているということは、合格率や決定年収にも寄与します。

スマホのメールで簡単にエージェント側もやり取りで負担削減

-今後求職者はどのように集めていきますか。

露出を増やしていきます。

ただ、サービスとして一番大事なことは、転職者が診断をしてみて、他の人にすすめるかどうかにあります。

転職サービスは転職した後にしか人にすすめないものですが、このサービスでは、占いのように、これすぐできて面白いよといったように色々な人に勧めてほしいですね。

そのようにしてユーザーが広がっていくのが一番だと思っています。

-VIEWはエージェント側は携帯でも使えますか。

直接自分のメールアドレスにその人のプロフィールとどのシナリオから相談が来たのかという内容がメールで飛んでくる仕組みになっています。その後はメールにより本人とのやりとりを行います。

エージェントはほかの転職プラットフォームでやり取りしていても、途中でファイル添付などが必要なため、自分のメールに移行することになります。

それならば最初からメールでやりとりをすればいいことになるので、メールアドレスが送られてくるようになっています。

ログイン作業も不要で、急にメールが飛んできて、相談相手、相談内容、経歴が送られてきます。

-エージェント側が多くの求職者とマッチングする工夫はありますか?

基本的には表示する人数を3人に絞っているので、他のサービスに比べれば対応率はかなり高くなります。

それを前提として、写真と実績が一番重要です。

-写真について詳しくお願いします。

顔写真はエージェントの現れです。履歴書の写真がいい加減な転職者はよくいますが、エージェントも同じです。

ちゃんとした写真を取っていない人は多いですが、重要なのできちんとした格好で印象のいい写真をとりましょう。

自社のエージェント事業としては各人材データベースで平均返信率の5倍近い数字を出していますが、顔写真はやはり大事です。

自分の人生にかかわるキャリア診断をわずか3分で

-最後に、このサービスを利用しようか迷っている転職をしたい人に向けて熱いメッセージをお願いします。

どうしても社格やブランド、年収といった他人からの目を気にして生きる傾向がありますが、せっかくの人生なので他人の価値観ではなく自分の価値観で生きてほしいです。

もちろん転職はハードルが高いものであることも、今の仕事場でやり遂げるべきことがあるのも理解できますが、せっかくなので健康診断のように、自分の現在地や思いを知るために登録して使ってみてほしいです。

会社や上司のために朝早くから夜遅くまで働いていると思うので、たった3分でいいので自分のための時間を作ってもらうとエージェント冥利に尽きます。

VIEW – 20代転職者向けAIキャリアシミュレーション