企業形態別アドバイス

大手証券会社から転職して成功する方法

大手証券会社から転職する人も増えてきたことだろう。

証言会社でリテールを担当していると、ここで一生働くことに不安を覚えるだろう。

また、転職して働ける企業があるのか、転職して年収を維持できるか不安に思う点がほかにもいくつもあるだろう。

そこで大手証券会社から転職して成功する事例をもとにご説明していきたい。

大手証券会社の業務に未来はあるか

大手証券会社に未来がないということは世間で叫ばれているだろう。

本当にそうなのかを考えてほしい。

何の業務かにもよるが、中小の金持ち社長に株や信託商品を売って、そして売り買いをどんどんさせて稼ぐモデルは今後20年でかなり減るかもしれない。

誰でもわかることかもしれないが、今後インターネットによる証券会社がますます増えて、使いやすくなることで、かつ中小企業の高齢の社長のお客さんがこの世からいなくなることで一般的な証券会社の業務がなくなってしまう

だが、そこでの収益ダウンをほかで賄うことができれば、証券会社も生きていけるだろう。

具体的には、テクノロジーに対応していく姿勢が会社にあるか、そしてテクノロジーに強い人を幹部に抜擢しているかが注目される

三菱UFJ銀行などはテクノロジーを銀行のなかでも重んじており、大きな技術変革をおこすかもしれない。

では、野村證券、大和証券、SMBC日興証券等がテクノロジーに合わせて会社が変化するだろうか。

一概には判断できないので、自信の目でよく見ておいてほしい。

お金がある会社ばかりなので、投資をしたら一気に世界的なフィンテック企業になる可能性も否定できない。

機関投資家への営業といった、まだまだなくならない職種もあるだろうから、なくなりそうな職種の見極めを考えてほしい。

冬の時代を乗り越えた経験があるなら大丈夫

さて、現在は好景気なので、多くの若手は比較的証券会社でもそれなりの成績は出せているだろう。

もちろん、相対的に見ると厳しいかもしれないが、そこそこ売れている状況が続いている。

一方、将来やってくるという不景気の波で生き残れるかはわからないだろう。

リーマンショックを乗り越えた経験がある人は、相当工夫をし、景気が良くなった際に一気に収益的な部分で成果を上げることができるだろう。

不景気を乗り越えた人は逆境に強いので、こうしたことを乗り越えていける。

大手証券会社出身者のキャリアについて考える

大手証券出身者のキャリアを考えてみよう。

大手出身者は、ネームバリューのある企業に勤めていることから自己評価が高くなりがちだ。

転職してもどこでもやっていけると思いがちだが、大手はすでに儲かる仕組みと優秀な人材、そして裏から支えるバックオフィスがきちっと整っているので、極論を言うと自分の仕事をしっかりやれば成果が出るようになっている。

こうした状況で成功するものと、中小やベンチャーに転職して成功するのは別物である

中小ではマルチプレイヤーとしていろいろなことをしていくので、簡単に成功するわけではない。

環境がよかったと転職して気づいて転職を後悔する人も少なくない。

大手証券会社出身者は自信があることは結構だが、転職して成功するスキルがあるか、一度客観的にみてほしい。

中小証券会社なら大手証券に行くのもあり

中小証券会社に勤務して活躍している人は、大手に転職して大手の人材レベルや大手の待遇、そして大手のオペレーションレベルを体験してほしい。

もちろん中小のまま活躍していくのも悪い選択肢ではないが、社長クラスになるのでない限りアップサイドがあるわけではない。

自分の人生がテンバガーになる可能性があるのは、現在中小の証券会社に勤めている人である。

中小証券会社で活躍できている人がもっとほかのところにいって活躍してほしいと思うばかりである。

転職して成功するために重要なのはやはりメンタル

転職した証券マンが成功する理由としては、強いメンタルを持っていることが挙げられる。

営業のなかで失敗することが多々あり、支店で詰められることも珍しくないだろう。

ノルマを達成できないときに胃が痛くなったこともあるだろう。

そのなかで活躍していっているのは、メンタルが強いからにほかならない

自分はメンタルがさして強くないと思っている人もいるだろう。

しかし、証券会社の外に出ると、証券会社では並以下のメンタルだと思われている人も、非常に強いメンタルだと言われて、いかに証券会社の環境がすごかったかを痛感するのだ。

こうした成功するための強いメンタルを持っていることはその業界でも重要なので、証券会社で培った強さを活かして戦おう。

また、証券会社でメンタルを病んでしまう人がいるが、つらいときは適度に休職すること、および転職を選択肢に入れたほうがよい

一生証券会社で働くという腹をくくった人以外、休むこと、転職することは、メンタルが病むまでがんばるよりも真っ先に選択肢にとってほしい。

効率化を意識して働くべき

証券マンが転職して失敗する事例に、転職後に非効率な働き方が目立つということがある。

証券の仕事は外回りが多いが、移動時間、一人の顧客にかける時間、また移動のルートなど効率化できる部分があるなと感じる部分は多い。

効率化を少しでもして、今の仕事を早く帰るようなトレーニング、もしくは早く帰りづらいならもう一件顧客を獲得するにはどうしたらよいか考えてみよう。

証券会社のなかにも、顧客管理や顧客へ連絡するタイミングをうまく管理してシステム化している人もいる。

証券ではないがプルデンシャルのライフプランナーは、大量の顧客を抱えており、誕生日連絡などをしているが、顧客の情報データベースを管理して、最小コストで顧客を「メンテナンス」している。

メンテナンスという表現は顧客側からするといい表現ではないが、一人ひとりの人間と向かい合う必要がありつつもある程度システマティックにしないといけない

中小企業の社長は非常に頭もよくシビアな部分もあるが、社長は時間をとられたくない部分もあるのでコミュニケーションコストをうまく下げるなどの工夫をしてほしい。

中小企業の社長で高齢の人には、ただ話がしたくて証券会社の営業マンと話し、株を買ってあげている人もいるが、そうした人も話したいのであればどういう時間にアポをとるとよいかなど工夫の余地はあるだろう。

証券内での部署異動はあまり考えないほうがよい

証券会社にいると、リテールから投資銀行部門に異動したいという若者の話を聞く。

証券会社内での異動はあるが、あまりおすすめしない。

長時間労働になり、年収も劇的に上がるわけではないので、投資銀行業務に興味がある人以外はあまりいい決断とは言えないだろう。

証券会社で成功していくためには、自分がいる部門で成果を出すことを意識したほうがいい。

転職で異業界で行くときも、自分の部門で突き抜けた成果を出していれば、どこかが必ず欲しがる人材になる

ふらふら色々な部署を異動して中途半端な結果しか出せていなければ、どこにいっても中途半端な人材になってしまうことを覚えておいてほしい。

年収ダウンは最初は受け入れる覚悟で

年収ダウンは最初は受け入れる覚悟でいてほしい。

証券会社から証券会社以外に行くことになると基本的に年収は下がる

若いうちに証券リテールからコンサルになる場合は維持かちょっとダウンになる場合もあるが、年収が上がる事例はほとんどない。

同業の外資系に行く場合や格上の日系証券にいく場合等だろう。

年収ダウンをしても、最初は受け入れて、どのスキルを積みたいかを明確にしておいてほしい。

証券会社で実績を一度でも出したかどうかは重要

さきほども述べたが、一度でも証券会社で結果を出せたかは大事だ。

一定期間のみでもいいので、同期の中で上位20%、上位5%に入ったなどの実績があれば転職時にアピールすることができる。

証券会社の営業マンは、同業以外からはどれだけその世界で結果が出せるかが問われる。

同期を見ていて感じないかもしれないが、結果が出ている人は例外なく努力をしている

小さな努力の積み重ねの差が大きな違いを生んでいる。

例えば日経新聞の株価変動のニュースをただチェックするだけではなく、要因までチェックしてほしい。

中途で雇った社員がこういう人で、その結果こういう結果が出たという、IRからは読み取れない部分まで踏み込んでいくとよい。

最近はIRに表れない、中途採用でいい人が採れたからという理由で成果が出ている会社もある。

それだけ人材は大事だ。

人材業なのでこの切り口から説明したが、同期が調べていないところまで踏み込むと実績が出る確率が上がるので努力してみてほしい。

1度でも説明できる実績があれば今後のキャリアに非常に有利になる。

もし、結果が出ていなくても転職がしたい人はどうしたらよいだろうか。

そのような方はたくさんいるが、だれにでも最初より成長した部分があるだろう。

ある顧客と最初は距離が遠かったが、何かしらの努力を通して信頼してもらうようになったエピソードがあるだろう。

こうした変化の体験を定量的に説明できるようにしておこう

自分の実績の説明する能力も非常に重要な部分になってくる。

転職して成功する方法

転職して成功していくためには先ほどいったメンタルの部分と、自分が変えていくというマインドを持っていこう。

証券は金融業界の性質上、年功序列の縦割り社会になっているが、他業界は年功序列が崩れつつあるので、指示待ちを絶対にやめよう

自分からこうした、こうやりたいということを伝えていこう。

証券会社からリクルートに転職する人がいるが、リクルートでは自分の意思を強く問われるのでこうした転職を通して主体性、自分で事業を動かす力を養ってほしい。

仮に不景気で顧客の財布がきつくなったとしても、金融商品以外のものは考えれば解決策があることが多い。

こうした、金融商品以外のもののビジネスを通してビジネス力を養っていくとよい

転職するために

さて、証券マンの転職だが、リクルートエージェントを使うとよい。

リクルートエージェントは金融マンを金融業界以外に転職させている実績がある。

転職エージェントにも金融出身が多く、リクルートキャリアに転職している人も多いので、相談に一度行ってほしい。

今後のキャリア展望も含めて話してくれることが多い。

リクルートエージェントの登録はこちら

次に、転職していくうえで、転職サイトの活用も重要だ。

特に、ビズリーチは金融マン向けに作られたことこともあって使いやすい。ぜひ登録しよう。

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また英語の弱い証券マンは転職の幅も狭くなるので、英語の勉強はしておこう。

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