転職活動全般

転職で実績をアピールする際は必ず数字で説明しよう

先日、シニアなポジションの転職希望者が転職エージェントと話しているのを目にしたが、転職エージェントが困っていた。

実績を説明する際に、数字が伴っていなかったからだ。外資系の有名企業を何社か渡り歩いていたようだが、聞いていて、実績がまるでわからなかった。

面接で受からない人の特徴として、「数字」のない話になりがちというものがあるので、「数字」が伴った説明をするようお願いしたい。

なぜ数字が伴った説明が必要なのか

数字が伴った説明を面接で求める理由は2つある。

1点目は、物事を定量的に図るスキルがあるかどうか

そして2点目が、実績の大きさがどれくらいなのかを把握するためだ。

求職者が勘違いしがちなのが、実績が大きくないと転職面接で評価されないのではと思っていることだ。

だが、実際は全くそんなことはない。特に20代から30代前半の転職だと、大きな結果が必ずしも出ているわけではないことは採用側も理解している。

大きな結果が出てなくても、たとえ0.1%の改善でも、0.1%の売上増でも、そして施策が-10%の売上につながったとしても堂々と説明しよう。

大事なことは、数字を理解して振り返ることができているかということだ。

数字を考えられる人がビジネスでは当然求められる

上位のポジションになってくると、売上が達成すべき目標の数字となってくる。

こうしたことは下のポジションのうちから常に考えておくべきである。

自分は何の数字を達成すべきなのかということを意識して仕事に取り組まないといけない

数字を気にせず仕事をするのは、フリーで活躍する芸術家や作曲家くらいではなかろうか。

デザイナーだって、自分のアウトプットがどれくらいのユーザーに、どれくらいの評価を得ることができたか可視化されて評価されることもある。

数字で物事を考え、評価していくことは、今後生き残っていくうえで重要な要素である。

業界によってどのくらいまでの数字を話すかが変わってくる

業界によって、数字の粒度が変わってくる。

もし金融業界に転職しようとしているのであれば、ゼロコンマの世界で物事を考えなければいけない

当然ながら、金利が0.1%動いただけで大きな影響が出るからである。

あまり職種的には多くはないが、トレーダーだって、1銭、1セントの動きに気を配って生きている。

こうした細かさがない場合は生きていくのが自ずと厳しくなってくるだろう。

また、BtoBの営業で数百億円の取引をする場合は、数千万単位の細かさよりも億単位でズレをださない、大まかな概算力が求められる。

総合商社からベンチャー(ほぼスタートアップ)に転職した方が戸惑うのが、数百円の支出にも気を使うようになり、そうしたことが性に合わないということだ。

スタートアップは資金のショートが一番怖いので、バーンレートを上げないように、常に細かい単位で資金管理をすることになる。

商社の扱う億単位の世界とは異なってくるのだ。

面接官によって話を合わせよう

面接官がどの単位まで細かく数字を話す人なのか、バックグラウンドを見極めてから面接に臨もう

面接官の情報は転職エージェントに聞けばある程度分かるので、事前に相談しておこう。

面接官がかなり細かいタイプであったら、数字のサイズ感もそれに合わせて話していかなければいけない。

インターネット業界であれば、利益率が高いビジネスを取り扱っているため、原価の1%に対してそこそこ敏感なくらいだ。

一方、製造業は利益数%の世界で戦っているため、原価が1%違うだけで大問題だ。

こうした数字に対する考え方の違いがあるので、あらかじめ理解しておかないと大変なことになってしまう

数字はどんなときも認識しておくとよい

また、数字というものは、外の人にとっても気になるものである。あのサービスのPVは?原価は?ユーザー数は?広告費は?

もちろん機密もあるだろうから話してはいけないのだが、なんとなくわかっている様子を出さないと、数字に関わっていないから仕事内容も大したことないのではと思われてしまう。

f:id:daremotsukawanai:20180625142406j:plain

役職が下でもビジネスに関わっていこう

ただ上から言われたことをしているだけでは絶対に成長しない。

売上がどれくらいで、自分の仕事は売上に対してどれくらい寄与しているのかを把握しないといけない。

上司からも数字のことを考えている部下は絶対に評価される。あなたの上司はあなたの100倍は数字に敏感になっているといっても過言ではない。

エグゼクティブになると、各意思決定を一瞬でせざるを得ないため、偉い人に報告する際は、数字を端的に説明することで意思決定を行ってもらっている。

自分の仕事1つ1つがどの数字に結びついているかを理解したうえで行動しよう

数字で語るレジュメを作ろう

レジュメも数字で語るようにしよう。

「私が50%コスト削減をしました」「20%人員削減のなか、30%の売上増加を達成しました」といった風に具体的な数字を出していこう。

そして失敗談も盛り込んでもいいから、どういう数字感での失敗だったかを伝えることができるようにしておこう。

面接対策を転職エージェントと行おう

数字の面接を伴った面接対策におすすめの方法がある。まずビズリーチに登録しよう。するとメールがたくさん来るはずだ。

来たメールの中から金融出身の転職エージェントを探そう。特に外資系金融出身の人がいい。

彼らは数字に細かいので、できるだけ面接対策で細かい数字を伝え、ロジックが合っているか確認しよう。

大手人材会社でも面接対策はよいのだが、数字に強いエージェントは人材業界を見渡す限り少ない。

だから、金融業界から人材業界に転じた転職エージェントを探しておくとよい。

よってまずはビズリーチに登録して面接対策を始めよう。