企業形態別アドバイス

ベンチャー転職後に意識してほしいお役立ちノウハウ

ベンチャー企業に転職したばかりの方から相談を受けることがしばしばある。

ベンチャー企業に転職する際は、どの企業に転職したらよいか、転職先の選定は何を基準にしたらよいかを迷っている人は多い。

その一方で、転職してからは外部の人に相談せずに1人で抱えこんで、転職後しばらくがんばったけど、やっぱり合わなかったのでまた転職したいと連絡が来ることがある。

この連絡が来るもっと前に相談してほしかったなぁということは多々あるので、転職したばかりの人に知っておいてほしいことを書かせていただいた。

ベンチャー企業に転職した後こそ外部の人に頼ってほしい。

ベンチャー企業転職後になぜ困るのか

ベンチャー勤務を経験したことがある人ならばわかる部分もあるだろうが、大企業やコンサルからベンチャー企業に転職すると、カルチャーの違いに戸惑う人が多い

ベンチャー企業は、基本的にはなんでも合理的になるようにしているので、判子も必要ない。

書類にいたっては、顧客に送るものですら印刷せずPDF形式で送るなど、銀行から来た人は戸惑うことばかりだろう。

また、コミュニケーションもslackで行い、メールを使わないという点もベンチャーに転職した人を驚かせるかもしれない。

このように合理化されている一方で、各社独特のカルチャーがあり、ともすれば宗教的な要素もあるので、文化を作るために儀式的なものを設けている会社もある。

ベンチャー企業に転職したときに、ベンチャーの作法を学ぶことに時間がかかってしまうことがあり戸惑う人が多い。

ベンチャーとここではひとくくりにするが、ベンチャーはカルチャーが各種違うので、各社ごとの作法を学ばないといけない。

資料を作ることを求められる会社もあれば、資料を全く作る必要のない会社もある。

会社によって作法が全然異なるため、会社ごとのルールを覚える必要があり、最初にこういったところで詰まってしまうのである。

ベンチャー企業は意外と自由ではない

ベンチャー企業は自由というイメージがあるが、必ずしも自由ではない。

朝会が毎日ある会社もあるので、実は出勤時間が決まっているということもある。エンジニアでもミーティングを頻繁に行っているとリモートも難しい。

自由というのも、仕事ができたうえで保証されているものであるので、認められるまでは仕事で成果を出すためにがむしゃらにがんばる必要がある

ハードワークは場合によりけり

ハードワークが求められるのがベンチャーというイメージがあるだろうが、必ずしもハードワークをしている企業ばかりではない。

むしろハードワークの会社は採用に効果的ではないので、労働時間の削減が進んでいるのも事実である。

特に、未上場ベンチャーは残業代の未払いなどが監査されるため、できるだけ労働環境や退職率を整備する方向に動いている。

ハードワークは場合によって必要だが、ベンチャーだからといってハードワーク前提で探さなくてもよい。

ただし、20代で最も成長するタイミングであれば、仕事に打ち込める環境がよい。

一生懸命がんばることで結果が出ることもあるため、労働時間が多少長くてもスキルや経験が身に付けばよいという考えもある

こうしたことは向き、不向きがあるので自分で選んでほしい。

効率化されていない領域が非常に多い

ベンチャー企業は先ほど、効率化している部分があると述べたが、効率化されていない部分もある。

例えば、経理や人事の部分で、ツールの導入やルール整備が後回しになっていると、効率化が進んでおらず面倒だなと思うことも多い。経費の精算も手続きが長いこともある。

こうした部分は、ベンチャー企業においては疑問に思った人が直していく必要がある。

気づいたら提案して直すところまでしていこう。

細かいところでもいいから改善していくと、ベンチャー企業の経営者からは評価され認められることになるので、愚直に改善するマインドを持とう

ベンチャー企業ではA/Bテストということが盛んに叫ばれるが、細かい改善でも経営に大きなインパクトを残すことが珍しくないので、0.1%の違いでも改善できた経験があれば、面接でも話してほしいし、実際にそういう機会があれば、仕事を積極的に取っていこう。

雑務をいとわない姿勢を身に着ける

雑務も多いが、雑務を気にせず、雑務を効率化していくことに喜びを感じることができる人であればベンチャーに向いている。

雑務のプロセスの改善が許されるのがベンチャーの醍醐味なので、ぜひ自分で考える癖をつけてほしい。

ベンチャー企業では、ジョブディスクリプションという概念があってないようなものなので、何でもやって、何でも成果にしていく姿勢があるとよい

大きな範囲ではジョブディスクリプションがあるが、こぼれる仕事が多々あるのでぜひ見てほしい。

転職して成功したと思われるために

転職して成功したと思われるにはどうしたらよいだろうか。最も良いのは、目に見えた成果だ。

例えば、100万PVだったサイトを1000万PVにしたなどだ。

PVでも会員数でも利益率でも改善できたならば、成果はあなたのものになるので、次の会社に転職するときも自分の名刺代わりになる

もちろん目に見えない仕事もあるだろうから、社内の人から、あの人はよくやっていると言われるようにしよう

ベンチャーは村社会で、あなたが想像する以上に恐ろしい勢いで噂が飛び交う。

個人の評価が飛び交う世界なので注意しておこう。同僚からの評価がベンチャー全体に広がることを考えると、些細な仕事でも気が抜けないだろう。

ベンチャーのコミュニケーションにおいて気を付けること

ベンチャーのコミュニケーションにおいては、スピード感正確性の2つを意識しよう。

スピード感は、意思決定に時間をかけず、どんどんトライしていくことだ。

正確性はスピード感と相反するかもしれない。ここでいう正確性とは、ビジネスを提案するときに、大枠をはずれていないか、筋が悪くないかということだ。

あまりに儲からなさそうなビジネスばかり提案していると、ビジネスの大枠を正確に捉える力が足りないとみなされる

大枠をはずれないように話すことを意識してほしい。

資料の細かいところはあまり言われないので、どれくらいの水準が求められるか最初の2回くらいのミーティングで実力を計ろう。

ベンチャー企業で転職後に後悔する人

ベンチャーに転職して後悔する理由は、年収が下がり、思ったより華やかでないということがほとんどだ。

知っている人からすると当たり前なのだが、ベンチャーは泥臭いことの連続なので、それを楽しんで、大きなことを成し遂げるために日々コツコツできるかが重要だ。

また、年収が下がると意外と精神的にきつくなるので、お金がどれほど重要かは自分のなかで意識しておこう。

すでに貯金がたくさんある場合は困らないだろうが、今までより生活水準を下げるとなると意外と苦しいものだ。

やりきる人材になろう

ベンチャーで活躍する人はと言われると、とにかくやりきる人だ。

小さい単位の失敗は許されるので、施策をとにかくこなして、やりきっていくとよいだろう。

最後まで、結果を出すまでがんばっていくとよい。

転職後は、一生懸命働いてから考える

転職後は色々考えるだろうが、まずは一生懸命働こう。精神論的なアドバイスになってしまうが、一生懸命働いた先に見えるものが多い。

キャリアを常に考えることは大事ではあるが、転職後は目の前のことに集中しよう。

ただし、どういうベンチャーが流行っているかだけは情報収集しておいたほうがいいので、登録していない方はビズリーチだけは登録してほしい。

ビズリーチで、どういうベンチャーが採用を行なっているかを確認しておこう。ではまた。

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