企業形態別アドバイス

GAFAに転職して成功して、昇進までする方法

GAFAとはGoogle、Apple、Facebook、Amazonのことを指す略語である。

日本の労働市場においては、GoogleとAmazonが転職先として人気になっている。

AppleとFacebookは機能的にも人員的にも、巨大な労働市場とはなっていない。

今回は、GAFAに転職して成功を収める方法についてお伝えしていきたい。そして、転職後にどうやったら年収が上がるかについてコメントしていきたい。

GAFAに所属する複数名に、実態を聞きながら記事を作成させていただいた。

GAFAが人気なのはなぜなのか

GAFAが人気になっている理由はいくつかある。

年収が高い
優秀な人材が集まっている
外資系である
産業自体が成長している

といった4点だ。

何と比較してということが大事であるが、年収に関しては事業会社としては日本トップ水準だ。並ぶのはコンサルティングファームくらいだろう。

投資銀行に関してはGAFAよりも高い企業もある。

優秀な人材という観点で見ても、優秀な人材が引き寄せられて、その引き寄せられた人がさらに人を呼ぶよい循環構造になっている。

優秀な人がいる会社には優秀な人が応募するというがまさにその通りである。

また、外資系企業は近年、実力主義で能力を伸ばす場所として転職者に人気が出ている。

以上3点に関しては、外資コンサルや外資メーカーといったところが条件を満たしていた。

ただ、それらとGAFAが大きく異なるのは、産業自体が世界規模で成長している点だ。

コンサル業界も活況であるが、成長スピードはGAFAには遠く及ばない。

事実として、時価総額の世界ランキングではGoogle、Facebook、Apple、Amazonがしのぎを削りあっており、石油メジャーや金融機関は後塵を拝している状況というのは言うまでもない。

成長している業界や企業で働くと、勢いもあって非常に力がつくと言われているが、大きい企業で成長を体感できるのは珍しいのだ。

これらの点から、GAFAは非常に人気の業界になっている。

GAFAにはどういう人が転職しているのか

GAFAにはどういった人が転職しているかは興味深いだろう。GoogleとAmazon、そして一部Facebookは新卒採用を行っている。

しかし、これを読んでいる方々は、中途採用でGAFAに転職する可能性を秘めているため、中途採用向けに書かせていただきたい。

Googleについては、主軸はインターネット広告であるため、インターネット広告に強い人は転職しやすい。

言うまでもなく、電通や博報堂出身者は多い。

他にも、強大なメディアを持ち、自社の枠を販売しているため、広告に強いリクルートグループからも多くの出身者を受け入れている。

また、サイバーエージェントといったインターネット広告が主軸となっている企業からも多く転職している。

知名度の低いベンチャーからも転職をしているが、共通しているのはWEB領域、広告に強いことだ。

では、これと別路線でGoogleに入っている人を見てみよう。

例えば、証券会社出身者だ。証券で鍛えられた、知的タフネスさが評価されて入社している。

他にも、戦略コンサル、アクセンチュアなどの総合コンサルからも転職をしており、プロフェッショナルファームで生きてきた人材も転職していることがわかる。

ただし、こういったパターンは英語ができるため転職できた事例が多い。

Googleはそもそも、英語ができないと転職の面接がなかなか難しいので、英語を使って働いた経験のある人は圧倒的に強い。

Googleで働きたい人は、英語力をつけてから転職することを考えよう

このように書くとエリートが多い気もするが、ネット領域であればあまり知っている人がいない企業出身者も多くいるので安心してほしい。

最近は少ないが、ソニーなどの日系メーカー出身者もいた。インターネット企業が多くない時代は、メーカーのエンジニア出身の人も存在していた。

Googleと広い意味で同業である、デル、Oracleといった外資系IT企業出身者は多い。

他にも、P&GやUnilever、そしてロレアルといった名だたる外資系企業出身者も多く入社している。

次にAmazonを考えてみる。

AmazonはECサイトという役割以外にも、最近では、Amazon Prime VideoやAWSなど多岐にわたって事業を展開している。とどまることを知らない事業成長力だ。

Amazonは営業部隊も強いため、Googleとも違った、より営業マンぽい人材も多く採用している。

人材会社の営業部隊だった人を採用することも多いが、成果を出してきた人なら過去の所属企業のレベルをGoogleよりも問うてはいない

AWSの影響が強いが、IBMやNTTデータといったITコンサルやSIer系の出身者も多く採用している。

もちろん、コンサル系、証券系、外資メーカー系も転職してきている。ECに強い人材も入社している。

インターネット系の無名企業出身者もいるが、どちらかといえばそこそこ有名なベンチャー企業だ。

全体で見ると、前職は有名企業出身という人が大半であるのが実情である。

Amazonも英語が必要だ。

とりあえず具体的に転職元の企業を挙げさせていただいた。

Facebookについても転職事例が多くあるが、Facebook日本法人は社員が100人も満たないくらいでこれから拡大の予定であり、転職元の社名を挙げるとほぼ倍になってしまうので控えさせていただく。

言うまでもなく、広告系の同業や外資系企業出身者が多い。

学歴を問わないGAFA

学歴に関して問われることがあるが、職務経験や英語の能力があれば基本的に受かる。では具体的にどのレベルなら受かるか考えてみよう。

まず、東大や京大、慶應、早稲田の出身者はかなり多くいるので、特に学歴ではじかれることはない。

では、明治、立教などのMARCHや関西大学や、関西学院などの関関同立はどうだろうか。この学歴軍もAmazonやGoogleに多数の転職者を送り出している。

他にも日東駒専や産近甲龍のクラスはどうだろうか。実はこのクラスからも非常に多くはないがコンスタントに転職者が出ている。

しかも、有名企業に在籍したわけではないのにも関わらずだ。日本大学や駒澤大学、専修大学といった大学の出身者が普通にいる。

GAFAは学歴ではあまりチェックしているわけではないということを覚えておいてほしい

ちなみに、日東駒専や産近甲龍の偏差値より低い大学からも転職に成功している人がいた。

彼らは営業やインターネット広告運営で成果をある程度出して、仕事に一生懸命だったので受かったと言える。つまり、努力したら入れる可能性があるのだ。

その理由の一つに、GoogleやAmazonのリクルーターが外国人であることも珍しくないため、日本の大学の学歴をそこまで気にしていないことがある。

もちろん、偏差値があまり高くない大学から入ると、仕事がよほどできるのだろうと期待値が上がることは否定しない。

ともかく、転職できている事実があるので、大卒であるなら地方の私立卒でもチャンスがあることを覚えておこう

私の大学はレベルが高くないからという遠慮だけは、機会を狭めるのでやめたほうがいい。

英語力は必要

先ほどから触れているが、英語面接がある場合が多いため、また、レジュメを英語で出すため、英語だけはできたほうがいい。

英語力は学歴や職歴に関係なく伸ばすことができるので、英語の勉強だけはとにかくしておいたほうがいい

TOEICで何点くらいですか?という質問を受けるが、TOEIC換算はできないが950点あると経験上大丈夫である。

では900点だと無理なのかといわれるが、そこからはどれだけ英語面接対策と職務経歴書を詰めることができるかによる。

このTOEICの点数はあくまで目安で、TOEIC800点くらいの点数でも受かっている人がいるし、実際TOEIC500点台で面接を乗り切った猛者もいることだけはお伝えしておく。

外国人と面接をしたことがない方にとっては、面接は日本語で答えるだけでも難しいのに英語でどうやって…となるが、質問や回答項目はほとんど決まっているため、極端な話、暗記をしたら乗り切ることができるのは事実である。

そのため、英語面接対策をしっかりやって暗唱したら乗り越えることができる

もちろん想定外の質問が出てくるが、想定外と思わないくらいの対策をしたらいい。

日本語で十分に対策をしている人は、英語での回答を考えるだけなので大丈夫である。

英語面接で落ちた人の多くが、英語ができなかったというが、それはおそらく同じ質問を日本語で聞かれても答えに窮していたことが多い。

本人たちは認めたがらないが、事実としてそうなっている。

英語面接対策は、日本語対策をしてからやるので時間がさらにかかるが、しっかりと対策をしたら受かるのでぜひがんばってほしい。

リファレンスチェック

面接の段階で、リファレンスチェックというものが存在する場合がある。これは、元の職場の人や、一緒に働いたことがある人に面接を受けてもらうパターンだ。

この段階に来ている時点である程度内定が近いが、選考の終盤で、だれかリファレンスチェックのためにあなたの仕事ぶりを証明する人を用意するように求められる。

別にこれはGAFAに限らず一般的にあるプロセスだが、英語が話せる人が職場の同僚にいたらその人に頼むのがベターである。

なお、リファレンスチェックの場合は、事前に質問が来るので想定外の質問というより質問項目の深堀なので、普通の人ならば答えられる。

後は、英語で答えるための能力を用意してほしい。基本的には本人に答えてもらうが、どうしても無理なら、通訳をしてもらうように頼んだらよい。

リファレンスチェックがあることを頭に入れておいてほしい

GAFAの具体的な業務

GAFAはすでに部門が多岐にわたるためになんとも業務内容を表現しがたいが、営業の仕事が多い。

営業といっても非常に分野が多いが、例えばGoogleであれば、Googleのリスティング広告に出稿したいお客さんのサポートをして、どうやったらCPAを下げて、よりよい効果的な広告を打つことができるかをアドバイスしている。

非常に大きなクライアントで、年間数十億をGoogleに突っ込むすごい会社もあるので、インパクトという観点では大きい仕事ができる。

ただし、GoogleもAmazonもプラットフォームが強大すぎてなかなか競合がいないため、そのなかでビジネススキルが本当に身に付くかは個人次第になることは覚えておこう。

GAFAに類する企業

GAFAみたいな企業はありますか?と聞かれるが、広告であればYahoo!が比較的近いだろう。

また、Amazonであれば、ECの文脈で楽天だ。ビジネスモデルが違うので一概に比較はできないが。

また、FacebookだとSNSという観点でtwitterである。AppleはPCという一部分だけ切り取るとしたら、レノボやパナソニックが該当する。

あくまで一例だが、類似するビジネスをしている企業はあるのでチェックするとよい。ただし、社風の違いがすごすぎるので、社風はなかなか参考になる企業はない。

GAFAで出世していくために

GAFAで出世していくためには、仕事での成果ももちろんだが、GAFAといえど政治力が必要だ。

外資系的な政治要素が強い部分は否定できないため、英語が話せてコミュニケーションがとれるかどうかは出世の大きなポイントだ。

マネージャークラスになると2000万円は超える年収になるため、昇進するかどうかは大きな点になる。

外国人のマネジメント層に対して英語で説明できないなら当然出世は難しくなるだろう。

また、Amazonはシアトル、Googleはパロアルトであるが、西海岸にコネクションがあるといった一見重要そうでないことが作用してくることもある。

スタンフォード大学の同級生で知り合いということで、海外オフィスともコネクションがあるとないとでは仕事の進めるやりやすさは変わってくる。

マネジメント経験の有無は重要

ちなみにGAFAはマネージャーでも部下なしということが多く、部下を持っているかどうかは重要なポイントになってくる。

部下ありだと年収が3000万円超えてくるポジションが増えてくる。

マネジメント経験を転職前に積むことができると、その後の出世にプラスになるので一度経験しておくとよい。

実際に転職を成功させる方法

転職を成功させるためには、英語と職務経験が必要となってくるため、GAFAが募集しているポジションを常にチェックしておこう。

LinekedInで見ることもできるし、また、会社がポジションをオープンにしているため、英語で書かれてあるが、見ておくとよい。

転職エージェント活用の注意

Googleは転職エージェントではなく、自社のリクルーターが採用している。

つまり、転職エージェントから紹介されることはない。Amazonについても最近は転職エージェントを排除しだしているため、紹介されることは減った。

大手のDodaですら、案件によるがAmazonからの紹介がなくなってきている。

そのため、転職エージェントを使う際はGoogleに行きたいといっても紹介してもらえず、他社を紹介されることになるので、他の求人に興味あるそぶりを見せつつ、「Googleってどうなんですかねー」と聞いてみてそれとなく意見を聞こう。

紹介はされないが、一流エージェントであれば、GAFAの転職をサポートした経験があるため、情報は持っている。

こうした転職エージェントはビズリーチで探そう。

また、JACリクルートメントで外資系転職に強いエージェントに相談することは強くおすすめした。登録して一度相談してみよう。