転職活動全般

未経験からコンサルへの転職のすすめ

未経験でコンサル業界へ転職して成功するための転職活動方法

コンサルティング業界に未経験で転職する方は非常に多い。アクセンチュアの日本法人だけで2018年時点で1万人をこえている。マッキンゼーやボストンコンサルティンググループやベインアンドカンパニーも採用人数が増加傾向にあるのも事実である。新卒採用も増えているが、中途採用も相変わらず多く、中途採用でコンサルティング業界に入ってみたいという方向けに、ゼロからわかるコンサルティング業界転職ということで書かせていただいた。コンサルティング業界に転職したい人、およびコンサルティング業界に転職して、その後、別業界に転職した方の事例を含めて説明していきたい。

コンサルティング業界は未経験者の転職をかつてから受け入れてきた

コンサルティング業界は業界自体が新しいこともあり、未経験での転職者を受け入れてきている。古くはマッキンゼーアンドカンパニーの日本支社長をつとめて大前研一氏は日立製作所、MITでのMBAを経てマッキンゼーに入社した。現在はドリームインキュベータの会長であり、かつてはボストンコンサルティンググループで日本代表をつとめた堀紘一氏は、読売新聞、三菱商事を経て、ハーバード大学MBAに留学してから、ボストンコンサルティンググループに入社した。ベインアンドカンパニーの日本代表である奥野慎太郎氏は、京都大学経済学部、JR東海を経て、MITでMBAを取得したのちにベインアンドカンパニーに入社し、一気にパートナーへの道をかけあがった。

近年は、MBA取得者でなくても幅広い会社の出身者を受け入れている。例えば、ソニー、パナソニック、富士通、日立製作所といった大手メーカーから、三菱UFJ銀行、三井住友銀行といった大手銀行、NTT東日本やNTTデータ、NTTドコモいった大手通信インフラ企業、野村證券や大和証券、SMBC日興証券の社員らがコンサル業界の門戸をたたいている。特に最近は採用人数が増えた影響もあり、第二新卒から、マネージャー未満のポジションで多くの未経験採用がおこなわれてきた。

なお、マネージャーやパートナークラスになると、コンサルティング業界からコンサルティング業界の同業転職になる。マッキンゼーのマネージャーからアクセンチュアのシニアマネージャーになるようなパターンだ。特にパートナーになると、お客さんをもってこれる人脈があってこそ採用側も採用する価値があるので、未経験者はよっぽどのことがない限り、高い役職で入ることはできない。

コンサルティング業界の企業

コンサルティング業界の企業についてだが、戦略系と総合系といった分け方をされることが多い。簡単に分類することはできないが戦略系と総合系という区分で企業を紹介していきたい。

【戦略系】

社名 特徴
マッキンゼー 世界での圧倒的プレゼンス、強いグローバルネットワーク
BCG 日本での圧倒的プレゼンス
ベイン 戦略案件が多い、ファンド関係の案件が多い
ATカーニー オペレーション改善に強み
ローランドベルガー 製造業に強い、ベンチャーとの連携
アーサーDリトル 製造業に圧倒的に強い
ドリームインキュベータ 新規事業立案が得意、投資部門を持つ

【総合系】

社名 特徴
デロイト 日本企業との関係が深い
PwC メンバーファームとの連携が強い
KPMG 少数精鋭、若手の裁量が大きい
EY 業務拡大中
アクセンチュア IT分野の圧倒的強さ

各ファームについて、こちらのコラム転職成功への第一歩として、コンサルティングファームの違いを理解しよう)でより詳細に解説している。ぜひ、併せて読んでみてほしい。

コンサルティング業界の役職

コンサルティング業界は、職位の名前や、それぞれの役職で求められる役割が他の業界と比べて特殊である。
あなたが転職するのに際して、どの職位で転職することになるか、その職位ではどのような役割が求められるのか、事前に把握しておく必要があるだろう。

職位 役割 年次 年収事例
アナリスト 調査、分析 新卒〜3年目 700-800万円
アソシエイト プロジェクト設計 3年目〜6年目 800-1300万円
マネージャー プロジェクトの責任者 6年目〜 1200-1800万円
パートナーなど 営業、ファームの経営 実力次第 3000万円以上

コンサルティング業界転職の事例

コンサルティング業界にどういった形で転職し、コンサルティング業界からどういう業界に転職しているか気になるところだろう。

まず、日本の大手企業からコンサルティング業界に転職する人は、多い。ソニー、パナソニック、トヨタ、富士通、日立製作所、Hondaといった企業から転職している。家電や自動車から転職し、活躍する人は多かった。かのマッキンゼーの日本代表であった大前研一氏は日立製作所の出身である。A.T.カーニーの会長である梅澤氏は日産自動車からMBAを経てコンサルティング業界の門をたたいた。

また、最近は少ないが、大手デパートなどの小売業界出身者からコンサルティング業界に転職する人もいる。同じくA.T.カーニーの日本代表である岸田氏はパルコを経て、コンサルティング業界に転職した1人だ。

これらの業界は、やや衰退しかけたタイミングで業界を変えたいという思いをもちコンサルティング業界に転職する事例が多い。昨今では個人の成長に危機感を感じて大手メーカーから転職している。

さて、コンサルティング業界と密接にかかわっているのがIT業界だ。知らない人もいるが、ベンチャーからコンサルに転職する人も多い。リクルート、楽天、DeNAからコンサル、それも戦略から総合系まで幅広く転職している。そして、これらの企業にコンサルティング業界から転職しているのも事実である。

楽天などはマッキンゼー出身の人が多くいる。また、知名度の高くないベンチャーでも、BCGへ転職する事例もあるので、ベンチャーだからといってコンサルに転職できないわけではない。

他にも業務柄、他業界よりは近しい、証券会社からの転職もある。外資系証券や日系証券からコンサルティング業界に転職する人も増え始めてきた。コンサルから金融に行く人は多くないが、代わりにPEファンドなどの投資にかかわる業界にコンサル出身者は需要が多かった。

これ以外にもコンサルティング業界に転職する事例は多いのでぜひ個人でも調べてほしい。

未経験転職で必要なケース面接対策

ケース面接とは

ケース面接は、コンサル業界以外の選考では課されることがほとんどない特殊な選考ステップで、そのため経験をつむことが難しく、対策するのが困難だ。

多くのファームでは、転職者面接において複数回の面接を突破する必要がある。多くの転職希望者はこのステップで失敗することがほとんどである。そのため早めの時期からの入念な対策と、繰り返しの練習が必要と言える。

ケース面接には、大きく分けて3種類ある。

・フェルミ推定
・ビジネスケース
・抽象系
・政策系

フェルミ推定とは、「日本にある電柱の数を求めて」、「渋谷のキオスクの売上を教えて」など、簡単には分からないものの数値を論理的に求める問題だ。
一方ビジネスケース系とは、「モスバーガーの売上を上げてください」、「ヤマダ電機の今後10年の戦略を考えてください」など、実際のコンサルティング業務のような企業の課題を解決するお題だ。

具体的な手順

まずは、ケース面接がどのようなものなのか、書籍で理解してほしい。
ただし、書籍での対策には限界がある。後述するが、ケース面接で大切なことは、論理的に考えられるかだけでなく、コミュニケーション能力があるか、面接官の指摘を受け入れ、自分の考えを柔軟に変えていく素直さがあるかもみられているからだ。
可能であれば、知り合いの現役コンサルタントやコンサル経験者に面接練習をしてもらうと良いだろう。
ただ、そう都合よくコンサルタントやコンサル経験者を捕まえることはできないだろう。そのため、是非コンサル専門の転職エージェントに対策をしてもらうと良いだろう。
また、選考に挑む順番にも工夫してほしい。まずは、志望度の低いファームから面接を初めて、実地経験を積むと良いだろう。本当に志望度の高いファームの面接で、自分の最大の力を発揮できるようになるからだ。

志望動機の対策も必要

コンサルティング業界の志望動機は詳細に聞いてくるファームが多い。ケース面接を課さずに志望動機だけで判断するファームも総合系のなかにはある。

コンサルタントの仕事を十分に理解しているか、そして仕事を理解したうえでどういうことがしたいかを話せるとよい。

事業会社での経験がある場合は、経験に紐づいた理由をはなせるとよい。個社ごとの志望理由はあまり聞かれないがファームの特徴はつかんでおくとよい。

英語面接があるファーム、ないファーム

多くのファームで英語面接は実施されない。
マッキンゼーとベインの2社は、英語面接が実施される。パートナーに外国人がいるかどうかは確認しておくとよい。

英語面接があるファームの対策方法

英語面接があるファームの場合でも、ネイティブレベルを求められることはあまりない。
大事なのは、母語でない英語でも臆することなくコミュニケーションを取れるかどうか、あなた自身のことやビジネスの話題について英語で大きな問題なく話せるかどうか、の2点だろう。
現職で英語に触れていない方は、筆記の勉強から始めるとよいだろう。
ただ、面接のためには、やはり会話の練習も積んでおかなければならない。そのため、英会話教室に通ったり、ネットでの英会話サービスを行うことをオススメする。

英語面接がない場合でも、社内では必須なのでやるべき

英語面接がないファームでも、ほとんどのファームで英語の筆記試験は課されるので、大学受験レベルの英語は準備する必要がある。社内でもTOEICなどのスコアの目安があるため、ある程度のスコア(TOEICなら900点以上)を取っておくことをオススメする。
また、あまりに英語ができない場合、グローバルな案件にアサインされなくなり、扱える案件の幅が狭くなる。一方で、会社に入ってから英語を身につけるような時間はない。
社内でのキャリアの幅を狭めないためにも、転職前にある程度の英語力を身につけておくと良いだろう。

具体的なケース面接のお題

フェルミ推定

フェルミ推定とは、「日本にある電柱の数を求めて」、「渋谷のキオスクの売上を教えて」など、簡単には分からないものの数値を論理的に求める問題だ。全てのケース面接の基礎になっていると言っても過言ではないので、初心者の方はまずはここから始めよう。

売上向上系

「モスバーガーの売上を上げてください」、「ヤマダ電機の今後10年の戦略を考えてください」など、実際のコンサルティング業務のような企業の課題を解決するお題だ。現状をきちんと分析して課題を特定すること、その課題に対して適切な施策を打てるかどうかが重要だ。
適切な施策を打てるかどうかに関しては、ビジネスセンスが問われる。一朝一夕に身につけられるものではないので、新聞を毎日読むなど、地道な努力が必要だ。

政策系

「東京都内の渋滞をなくすにはどのようにしたら良いか」、「ある県の観光客数を増やすにはどうしたら良いか」などの、自治体が考えるような課題を解決することが求められる。
考えることが幅広くなるため、抜け漏れが多くなる。具体的な思考だけだとどうしても抜け漏れが出るので、抽象と具体の行き来を意識すると良い。

抽象系

抽象系では、「プラットフォームビジネスの成立要件を教えてください」、「国とは何か」などの抽象的なお題について、それを論理的に説明することが求められる。
ベイン・アンド。カンパニー、ATカーニーでこの手のお題が出題されることが多い。
抽象的なことをきちんと論理的に分解して、答えの道筋をつけることがポイントとなる。

コンサルティング業界に転職して成功する人

論理的思考力がある人

コンサルといえば論理的思考力(ロジカルシンキング)と言われる。

ロジカルシンキングが必要であることは誰もが認識していることなのではないか。
しかし、なぜロジカルシンキングが必要かと問われると、意外にも適切な答えを導き出せる人は少ない。あなたは思い浮かぶだろうか。
論理的思考が必要な理由は、大きく分けて

1.効率的かつ本質的に「問題解決」するため
2.相手(クライアント)を説得するため

の2つだ。

効率的かつ本質的に「問題解決」するため

コンサルティングの仕事は、簡単に言うと、クライアントから依頼された答えのない課題に対して解決策を導き出すことだ。

そんな難しい問いに対して、闇雲に考えても中々筋の良い答えに辿り着かない。そこでコンサルタントは、あらゆることに優先順位をつけて、もれなくダブりなく(MECEに)考えることで、効率的に打ち手を探していくのだ。

業界に長年いるクライアントが解決できない高度な課題に取り組む場合コンサルタントは、人の直感ではなく、徹底した論理的思考を行うことで、問題を解決していくのだ。

クライアントを説得するため

コンサルタントの仕事は、解決策を導いて終わりではない。それをクライアントに伝え、クライアントを納得させ実行に移してもらい、成果を出してもらわないことには、クライアントに価値を与えたことにはならない(もちろん、仮にクライアントが実行しなくても報酬はもらえるが)。例えばクライアントに、「このような策ではダメなんですか?」と言われた際に、コンサルタントが「そこは考えていませんでした」と言ってしまうと、それだけで一気に説得力が低下してしまう。そのためにも、論理的な穴がないように考えることは、決定的に重要なのだ。

成長意欲が高い人

コンサルティングファームでは、多くの場合、業務に必要な全てのことを手取り足取り教えてくれることはない。もちろん、最低限の教育プログラムは存在するし、近年は人材育成にかなり力を入れているファームも多い。しかし、足りないと感じたスキルは、自主的に身につけていく必要がある。
周囲のメンバーに刺激を受けながら、成長を目指す、という意欲がないと、コンサルタントの仕事は務まらないだろう。

コミュニケーション能力が高い人

コンサルタントは、客商売という側面が大きい。直接の依頼者である経営陣とコミュニケーションを取ることはもちろん、現場に出向いて、末端の従業員から会社の問題点を引き出す必要もある。そのため、若くても、年次の高い人と臆することなく対峙でき、末端の人の懐にも入ることができるコミュニケーション能力が必要になる。

素直さがある人

未経験からコンサルティング業界に入ると、今までの職場と全く違う考え方が必要になることも多い。
それらを素直に受け入れて、素早く自分のものにできるかどうかによって、成長のスピードが変わってくる。
あなたがコンサルタントになられた暁には、前職のやり方にとらわれず、コンサルティングファームのやり方に染まってほしい

体力、思考体力がある人

ここまで何度もお伝えしてきたが、コンサルティング業界は激務だ。そのため、激務に耐える体力が必要なのはもちろん、長期、少なくとも週末までの1週間に渡って思考力を低下させない、「思考体力」も必要だ

コンサルティング業界に転職した後のキャリア

コンサルの勤続年数は短い

コンサルティングファームに5年以上勤める方は、多くても3割程度で、7割ほどは5年以内に辞めてしまう。
転職してしまう理由は様々だが、「ある程度のスキルが身についたと思ったので別のことにチャレンジしたいと思った」、「家族ができたのでよりワークライフバランスの取りやすい環境に身を置きたかった」など様々である。数は少ないが、会社から解雇される方もいる。
そんな事実を踏まえた上で、コンサル転職を検討しているあなたには、コンサルで働いた次には、主にどのような選択肢があるのかについてお伝えしていく。

よくあるセカンドキャリア

他のコンサルファーム

より良い待遇や人脈を広げることを求めて、他のコンサルティングファームに移る場合もある。また、戦略ファームではなく、よりワークライフバランスの取りやすい総合系のファームや、特定の分野に特化したブティックファームと呼ばれるファームに移る場合も多い。ファームごとに得意分野・得意領域が異なるので、自らの専門性をより活かす意味でもこの選択肢を選ぶパターンが多い。

事業会社

事業を実行するところまで関わりたいという欲求が高まった人は、事業会社への転職をすることが多い。以前に比べてコンサルタント経験者が増えてきたとはいえ、コンサル経験者、特に戦略コンサル経験者を必要としている企業は、まだまだ数多くある。ベンチャー企業の役員のオファーが来ることもあるようだ。
ただし、事業会社でコンサルティングファームと同等の給与を支払える会社はほとんどないので、一時的にでも収入が下がることを覚悟する必要がある。

PEファンド

ファンドとは、機関投資家や富裕層など様々な投資家から、資金を預かり運用して収益をあげる会社だ。その中でも、コンサル出身者に人気なのは、プライベート・エクイティ・ファンド(PEファンド)だ。
第三者であるコンサルタントから、投資家=大株主という立場に変えて、企業経営や企業戦略に深く関わり続けることができるため、戦略コンサルの経験が活きることが魅力になっている。加えて、給与水準が戦略コンサルと同等に高いことも魅力だ。
PEファンドの中は、戦略コンサル出身者か投資銀行出身者しか採用しないという会社もある。そのため、将来的にファンドで働くために、コンサルに転職する人もいるほどである。
外資系だとカーライルグループやKKR、TPGキャピタルやベインキャピタル、国内系だとアドバンテッジパートナーズやユニゾンキャピタルなどが有名だ。

ベンチャーキャピタル(VC)

VCとは、未上場企業(スタートアップ)の株式に投資してバイアウト(売却)をすることで利益を上げるファンドだ。PEファンドほどの人気はないが、こちらもコンサル出身者に一定の人気がある。

コンサルティング業界に注意するときの注意点

コンサルティング業界は、成長環境としては素晴らしいこと、キャリアアップにも繋がることをお伝えしてきた。しかしもちろんそれだけではない。
転職を検討するにあたって、十分理解しておかなければいけない注意点もある。

仕事内容

コンサルティングの仕事というのは、答えのない課題の解決策を見つけるという仕事だ。
解決策が見つからない限りは、仕事が終わることもない。難易度の高い仕事をやり抜く覚悟が必要になる。

評価

コンサル業界では、評価は非常に公正である。ほとんどの場合、複数の上司や部下からの意見が反映されるからだ。
公正であるがゆえに、価値を生み出していれば評価されるが、逆にうまくいっていない時には厳しい評価を受けることになる。
定期昇給はないので、自分自身が成長しないことには昇給もしない。場合によっては、解雇を言い渡されることもある。
そのため、日々の仕事のプレッシャーが大きいことは覚悟すべきだろう。

ワークライフバランス

近年の働き方改革の流れを受けて改善傾向にあるとはいえ、一般の事業会社と比較するとワークライフバランスは非常に悪い
平日や、場合によっては休日にも自由な時間が取れなくなるかもしれない。
コンサルへの転職を検討する場合には、周囲の理解を得ることは必須だろう。

後悔するコンサル転職事例

なんとなく、人気だからコンサルに

特に成長意欲が高いわけではないが、なんとなく人気の業界で、年収も高いからコンサル業界に転職してしまったという事例だ。
上述してきたように、コンサルタントとして成功するには、成長意欲が欠かせない。もちろん、なんとなくで転職したのち、刺激を受けて成長意欲が上がる場合もある。
しかし、やはり安定志向の方には向かない職業だと言えるだろう。
職務内容、労働環境の厳しさを考えても、転職前にある程度の覚悟が必要なのは間違いないだろう。

家族との時間を過ごせなくなって

転職した直後に、子供ができて、家族との時間が必要になり1年以内に転職してしまった事例もある。
現在のコンサル業界は、家族を持てないほどの忙しさではなくなってきている。
しかし、転職してすぐの場合は、適応するのに時間がかかることがあったり、また、パートナーの仕事も忙しい場合には、どうしても子供との時間が取れないと感じる方もいるかもしれない。
やはり、転職したてで子育てと両立するのはなかなかに難しい。
ライフステージに合わせて転職の時期を検討してみるのも良いだろう。

コンサルティング業界で転職を成功させるためには

徹底した対策

現在、コンサル業界はほとんどのファームで採用拡大をしている。とはいえ、生半可な対策で受かる業界ではない。
筆記試験の対策からケース面接対策、志望動機の対策まで、全てにおいて手を抜かずに行って欲しい。

フィットするファーム選び

コンサル業界は、同僚、上司、部下との関わりがとにかく濃い。体力的にも、精神的にもハードなプロジェクトを共に戦った仲間は、もしファームを去ることになっても、優秀なメンバーとの繋がりは一生モノになるだろう。
ただ、もし人間的に合わないメンバーが多いファームに入ってしまった場合、プロジェクト間も苦しい上に、ファームを出た後の繋がりも薄いものになってしまう。
人間的な部分に関しては、面接を通して接触する多くの社員から感じ取って欲しい。
面接を始めてみると、同じコンサル業界でも、ファームによって大きく色が違うのがすぐにわかるだろう。

おわりに

ここまで、コンサル業界への転職について詳しくお伝えしてきた。
未経験からのコンサル転職は、難易度が高い。選考が大変なのはもちろんだが、入社後キャッチアップするのも苦労するだろう。
しかし、苦労した先には必ず大きな成長がある。それを掴み取るためにも、ぜひ転職を検討してみて欲しい。