企業形態別アドバイス

大手企業から大手企業の転職で注意する点

大手企業から大手企業に転職するニーズが一番大きいのではないか。

ベンチャーに転職するという人は少数派で、同じような規模の企業や業界上位に転職する人がまだまだ多いだろう。

今回は大手企業から大手企業に転職する際の注意点について述べさせていただく。

大企業間の転職は求人が活況

大企業の求人が活況になってきた背景は2つある。

1つ目は好景気になり単純に人が足りなくなってきたからだ。

従来の大企業であれば人が余っていた状態が続いていたのだが、団塊の世代の退職や現場では使えない50代以上の層ばかりが増えたため、若い人員が必要になってきた。

2つ目は大企業は退職者が増えてその補充のために人を採用するようになったからである。

条件の悪い企業からは人が飛び出し、条件の良い企業に移るようになっていった。

これまでは1つの会社に留まるのが一般的であったが、そのような状況はもう無くなってきた。

このようにして大企業の採用が旺盛になってきているのである。

大企業はリスクを取らずに大企業出身者を採用する

大企業はリスクをできるだけ取りたくない。

どうなるかというと、似たような業界で似たようなサイズの会社から採用したら失敗が少ないのである。

この採用方針自体は間違っていない。

新しい風を吹き込もうと言っているのに似たような会社の似たような人材をとってきているのを見ているとあほらしくなってくるのだが。

大企業に移る際は大企業に勤めていた経験が必ず活きるので、ぜひとも大企業で活躍できるように頑張ろう。

大企業出身であることの強み

大企業出身の強みだが、大きな組織で忖度もできることが強みだ。

外資系企業出身やベンチャー出身者は組織の力学や上に言われたことをそのままやるマインドがない。

これは皮肉を言っている面もあるのだが、大企業は組織の歯車になる人が欲しい

歯車として上の言う通りにやっていれば、それなりの安定と賃金を払うから従えと思っている。

大企業出身者で古い体質の企業だと紙にいちいち印刷したり仕事を進めるためのハンコを沢山用意したりということを疑うことなく行ってくれる。

ルールを変えようとする外資系出身者が日本の大手企業に現れるが、そんなことをしてほしくないと部長は思っている。

こうした部長の態度が日本企業をダメにしてしまうが、給料と福利厚生には抗い難いだろう。

 転職の理由が問われる

大企業の場合、転職理由を問われる。

これは、安易に嫌だからすぐ逃げ出すような人を採用したくないからである。

大企業は新陳代謝よりも安定して残って平均点の能力を発揮してくれる人を求めがちである。

少し話が逸れるが、大企業は部下が辞めると評定に響く場合があり、外資に比べ必死に引き止めが行われる。

外資系は基本的に仕事の成果を求められるので、部下を潰している人が出世している人はこのためである。

アクセンチュアでは、部下をうまく使い潰せる人が出世すると以前別のインタビューで伺った方がおっしゃっていた。

難しいのは転職後

大企業からの転職で難しいのは転職した後である。

転職した後に、カルチャーがフィットせずに合わなくて会社を去る人が多い。

大企業はそれぞれ会社ごとに独自のカルチャーがあり、他社との互換性が意識されていない。

独自の時代遅れの文化を伝統だの言って他社では通用しない人材を育ててしまっている。

こうした事情から、転職後に活躍できない人が多く出てしまっている。

 中途組は冷遇される

中途採用組は冷遇されがちである。

新卒が圧倒的多数を占める会社では中途組は社内政治で不利なのでどうしても冷遇されてしまう。

中途組を邪険に扱っているわけではなく、重要なプロジェクトがある際に信用できる人材に任せようとしたときに昔から知っている新卒組の優秀者を登用する。

そのため外部の中途組からするとちょっと大事に扱われているようには思われないのだ。

中途組は圧倒的な仕事の成果を出して活躍できるように努めてほしい。

転職に成功(内定)したら噂に注意しよう

転職に成功したら、前職からはよく思われない。

流動性の低い大企業では辞めた人は負け犬扱いされる。

辞める人の多い銀行員でも辞めた人は会社のアンオフィシャルな飲み会にすら呼ばれにくくなる村文化が漂っている。

転職の際も転職先の会社にあることないことを吹き込む暇なおじさんがいる。

こうしたおじさんには注意しておこう。

そのためできれば転職先の情報は最後まで伝えないほうがいい。

最後までぼかしておいて、転職が完全に完了して入社してから報告をしよう。

悪口を言う暇なおじさんには気を付け情報管理を徹底しておこう。

 転職活動をはじめるうえでの注意点

転職活動を始める際は急に活動を始めたら周りをチェックするおじさんに気を付けておこう。

同僚にも絶対話したらだめだ。

転職活動がばれないように、普段以上に仕事をやっているフリをして転職活動に時間を割こう。

転職の面接時間はなんとかばれないように病院などと言って時間を作りこもう。

転職面接の時間も転職エージェントに調整してもらおう。

転職活動で使って欲しいサイト

転職エージェントとしてはリクルートエージェントを必ず使ってほしい。

なぜかというと大手企業の案件はリクルートエージェントに登録している転職エージェントに集中しているからだ。

ぜひ頑張ってほしい。

ではまた。