ビジネス英語

最小限の勉強量で英語を伸ばす方法

英語の習得のために効率的な勉強方法

英語を勉強しようと思っても三日坊主で継続的に勉強ができない人は多いと思う。しかし、どの語学にも共通して言えることだが英語は日々の積み重ねが最重要である。

確かに、数学などの勉強は公式を覚えられればそれを応用することで一晩の内に高い点数を残せる可能性もある。それに対し、英語は単語を始めとして圧倒的に覚える項目が多く、一夜漬けで点数を伸ばすことは難しい。

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今回はいつも三日坊主で英語の学習意欲を無くしてしまう人でも、根気よく英語を勉強できる方法を紹介する。英語は語学である以上、リーディングが伸びればリスニングやライティングも伸び始めるため、いかにいいサイクルに乗れるかが成功の秘訣となる。

筆者の考えるリーディング力を伸ばす方法

 日本人が最も得意とするのがリーディングではないだろうか。その理由としてはTOEICにしろ、学校の定期テストにしろ、TOEFLにしろ、どのテストでもリーディングの比率が高く、この部分に対して今まで割いてきた時間が最も多いからだと思う。

学生時代はリーディングが得意だった人でも社会人になって受けさせられるTOEFLや、仕事で使用する資料に苦手意識を持っている人も多い。その理由としては、第一に文章が長いこと、第二に単語が難解になることだと思う。

確かに長文の英語の文章を読むことは非常に労力を使う。筆者も今でも細かい字を読むことは苦手である。日本人である以上、英語で文章を読むことは労を伴うが、それでも人並み以上には読むことはできるし、何よりも読み間違えは少なく済んでいる。この違いはどこから生まれるのだろうか。

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筆者が行った勉強方法は、毎日最低10分間は英文を読むことである。10分というとかなり短いかもしれないが、やりたくないことに全力を注げる時間は長くて15分くらいだと筆者は考える。更に、毎日行うとなると10分かけるだけでもかなり疲れる。勉強が続かない人はこれ以上英語のリーディングに苦手意識を持たないよう、10分でいいので時間をとってみて欲しい。

筆者は10分間を朝に捻出していた。理由としては、リーディングはかなり論理的思考を使う項目のため、リスニングやライティングに比べて左脳への負担が大きく、頭がすっきりした状態で行いたいからだ。そのため、学校や会社に行く前に10分間だけ時間を作り、集中してリーディングを勉強してほしい。時間を区切ることで集中力も増すはずである。

リーディング練習で意識を向けるべきところ

ではその10分でどんなものを、どんな意識を持って読めばいいのだろうか。

私が意識したのはなるべく早く、そして文章の流れをきちんと把握しながら読むことである。多くの人がなるべく短時間で読めるように意識をしているとは思う。しかし、実際に思ったようにスキルアップしている人は少ないのではないか。

スピードアップの方法は二つある。一つ目は単語力を高めることである。単語力が高まれば、文章でわからない単語が減るため、周囲から意味を推測しなくてよくなる。そうすることで文章を読むことだけに注力できるようになる。

二つ目は、接続詞に注意を払い、文章の流れを把握することである。英語のリーディングで難しいのは、その文章がどの部分を修飾しているのか、また否定的意見なのか肯定的意見なのかを把握しておくことである。

これができないと、文章の理解が進まず、戻って読むこととなる。そのため、接続詞をいちいち意識するという一見面倒な工程であっても、読み間違えがなくなることで最終的なリーディング時間を減らすことができる。

以上の二つの部分を意識して読んでほしい。両方のスキルを高めるには短くてもいので、なるべく自分のレベルよりも少し高めの文章を読むべきだ。そうすることで分からない単語を見つけ、調べることで単語力を上げることができる。

さらに、文章の流れの複雑さも文章がアカデミックになればなるほど上がってくる。そのため、長い簡単な文章を読むよりは短い難解な文章を勉強してほしい。

筆者の考えるリスニング力を伸ばす方法

 筆者はリスニングはリーディングに比べると、少ない時間で点数が伸びると考えている。もちろん、微妙な聞き取りやスピーカーの話すスピードに慣れる必要はある。しかしながら、テストにしろ、日常の会話にしろ、微妙な聞き取りや相手が異常に早く話す場面など少ない。

海外留学前のテストに必要な勉強や、学校の定期試験で問われるのはむしろ単語力であり、リーディングの段階で読んだことのある単語であればほとんどが聞き取れるといって問題ないはずである。

そのため、基本的にはリスニングに関して、筆者はあまりトレーニングを行っていない。筆者が勉強をしたのはどうしてもリーディングでは伸びない、早い会話の聞き取りと、わざとひっかけてくるような意図がある問題の対策だけである。

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早いリスニングはどうしても対策が必要となる。会話が速くなればなるほど前後の単語がくっつくだけでなく、短縮形が増えたり口語のような難解な単語が増えたりと、リーディングとは異なるスキルを要求されるからだ。これらのスキルを補てんするためには、私はとにかくリスニングCDを聞くようにした。耳が英語のスピードに慣れることが一番の秘訣だからだ。

よくテレビで聞き流すだけのCD学習方法を目にする。しかし、私としてはこの勉強方法は効率が悪いと思う。確かに早い会話を聞き流すことで英語に対しての抵抗感はなくなるかもしれないが、単語の意図をとらずにいくら聞き流しても実際の会話では役立たない。

そのため、筆者は一度長文のリスニングCDを聞き、そのあとで元の原稿をチェックし、意味を確認していた。この工程を何度も繰り返すことで、少しずつ単語が理解でき、リスニングでも文章全体の内容がわかるようになる。何より、自分の成長を感じることができるので、勉強のモチベーションを保てることが大きい。

リスニングに関しては最低10分間、それ以上に時間が取れるときは外出先などで移動中にリスニングCDを聞いていた。リーディングよりも出先で勉強できる点もリスニングの有利な点である。

毎日最低限の勉強を習慣づける方法

 リスニングを習慣づけることで最も大変なのは、自分の興味のある教材を見つけることである。テストやTOEICなどの資格試験が直近に迫っていれば危機感からある程度のモチベーションを持って勉強できるとしても、テスト受検日から離れていたり、漠然とリスニング力を上げたいと思ったりしている場合はなかなかモチベーションが上がらないと思う。

こんな時に勧めたいのが基礎英語、またはインターネットで視聴可能なコンテンツである。基礎英語の場合は一年間かけて物語が進むため、ただただ文学系のリスニングを繰り返すよりはモチベーションが続きやすい。また、基礎英語は多くの場面が2人以上の登場人物によるロールプレイのため、TOEICやTOEFLの会話パートの聞き分けにも役立つ。毎日15分と区切られ、さらに平日だけの放送なので、習慣もつけやすい。

また、一日15分束縛されるのが嫌な人は英語訳付きの映画を視聴するのがいいだろう。元々自分の興味のある映画であれば他の教材よりは興味を持って視聴できる上、映画ははっきりと登場人物が発音しない上に、かなり口語的な言葉遣いをすることが多い。そのため、多少難易度は高いが、自然の会話のペースについていけるようになる意味でも映画を英語訳付きで見ることをお勧めする。

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一番いいのはDVDやビデオを購入してチャプターごとに英語が理解できるまで何度も視聴することだが、その工程も面倒であるなら、Youtube などの動画視聴チャンネルで名作のワンシーンを視聴するのも手である。いずれにしろ、隙間時間で学習しやすい点から、リスニングよりもリーディングの学習を早めに始めよう。

まとめ

 筆者もリーディングがかつては苦手で、すぐに飽きてしまい、勉強が長続きしなかった。しかし、洋画にはまって字幕付きで映画を視聴するようになってからまずは登場人物が何を話しているのかを理解しようとしたところ、単語力が自然とつき、リーディングの点数を伸ばすことができた。

リーディングにおいて点数が伸びてくると周囲とより差をつけようとモチベーションが湧き、その結果リーディングに力を入れたところリスニングも飛躍的に伸びた。このように、英語は一度好循環に乗れれば短期間で包括的に英語力を伸ばすことができる。このブログの読者の皆さんも、自分が興味を持って取り組める勉強法を開発し、一度自分の成長を体感することで英語を習慣づけられるようになってほしい。