スピーキング

最高級の質を誇るといわれるBerlitzの実態

英語力を伸ばすために学習塾を利用する人は多いのではないか。特にリスニングやリーディングといったある程度自分で勉強できるものよりも、スピーキングスキルやライティングスキルなど、話し相手や添削してくれる先生やメンターが必要なスキルを磨きたい人は学習塾を利用することが多いと思う。

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筆者も海外に渡る前にスピーキングを伸ばしたいと考え、大手英語塾であるBerlitzに通った。その結果、ライティングとリスニングのスキルを短期間でブラッシュアップできた。今思い返してみると、Berlitzでの学習期間はかなり有意義だったと思う。

Berlitzは英語以外の中国語やスペイン語、フランス語などにも対応しているため、英語以外のスキルを伸ばしたい人にも塾選びの参考にしてほしい。

カリキュラム作成

 他の語学教室でも行われていることではあるが、Berlitzはその中でも特に顧客に合わせたカリキュラム作りに力を入れている。

他の英会話学校では大まかに「ビジネス用英会話」や、「ビジネス用のライティング」といった風に目的別に分けられ、更に初級・中級・上級といったようにレベルごとに分けられることが多いように思う。

しかし、Berlitzの場合は更に深く、ビジネス英語の中でも用途別にカリキュラムが組まれる。例えば、「ビジネス用英会話」の中でも「電話対応」や「交渉」、そして「営業」のように細かく分かれ、個人の会話レベルに加えて実際に受講者がどのような業界に属し、どんな顧客を多く相手にしているか、まで加味される。

そうすることでテキストはもちろんのこと、週何回レッスンを受けることが効果的か、そしてどの先生がその受講者にとって適任かが決定される。

筆者の場合、初めての海外での生活だったためにそれ以降のコミュニケーションを円滑にするためのスモールトークや履歴書の書き方などを学んだ。また、授業外にも勉強できるように海外で流行っているテレビショーなども教えてもらうことで、海外に行ってからかなりスムーズに英語だけでなく、文化に適応することができたと思う。

レッスンの種類と価格

Berlitzが提供するクラスは大まかに三つに大別することができる。具体的には少人数クラス、マンツーマン、そしてオンラインレッスンだ。どのレッスンも1レッスンあたりで申し込むことができる。

忙しい人は週一回、より短期で英語力を伸ばしたい人などは週三回以上入れる、といった利用方法ができる。筆者の場合はマンツーマンで週一回を選択したが、あまり宿題も出ないので、週二回以上がベターだとは思う。

レッスンあたりの料金としてはマンツーマンが一回当たり6000円から8000円、2人から3人で構成されるグループレッスンが3000円となっている。オンラインレッスンは時間帯や教師との兼ね合いから公式ぺージに載っていないので各自でチェックして欲しい。

レッスンの特徴として、グループレッスンはやはり他の生徒の兼ね合いもあるので、基本的には毎週決まった曜日の決まった時間を選択することとなる。時間に柔軟性があり、かつ知り合いを作る目的で学生はグループレッスン、時間に余裕がなくイレギュラーな用事が入ることが多い社会人にはマンツーマンレッスンが適当なのではないか。

教師の質

 端的に言って教師の質はかなり高い。他の英語教室や、幼いころに英会話教室に通っていた筆者であるが、最もプロフェッショナルとして英語を教えてくれたのがBerlitzだった。

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そう感じた点は二つ存在する。一つ目は時間を守っていたことである。どうしても他の英語学校では先生が少し遅れて登場したり、逆にだらだら授業が延びてしまったりすることが多かった。Berlitzでは教師が病気などの諸事情で交代することこそあれ、どの先生も開始と終了時間を守っていた。

かといって、授業後に先生に質問できない言うことはなく、先生の時間が空いているようであればもちろん質問しても構わない。ただし、大抵の場合は先生が次の授業のために教師専用の部屋に戻ってしまうことが多いため、あまり時間外のレッスンは期待しないほうがいい。

二つ目にプロフェッショナリズムを感じた点は、教え方だ。他の英語塾であれば、生徒が間違えてもそこまで厳しく指摘することはなく、間違えを優しく教えてくれる程度のことが多い。それに対し、Berlitzでは一個の失敗を口調は優しいものの、なぜそのような間違えが起こるといけないか、理由は何かまで説明し、深く言及してくる。また、言い間違えなどの場合は正しく言えるまで復唱させられた。

生徒の気持ちよさよりも実際に定着するまで指導をすることから、私はBerlitzの厳しさと実用性、そしてプロフェッショナリズムを感じた。

 スピーキング指導

 スピーキングに関してはかなり成長することができた。定量的な結果としてはTOEFLのスピーキングが9点ほど伸び、今までよりも円滑に詰まらずに話せるようになった。その最大の理由としては先生にある一定のフォーマットを作ってもらい、それに沿って話せるようになったからである。

先に書いたように、Berlitzでは一度間違えると正確に言えるようになるまで言い直しをさせられ、また少し異なったフレーズでも類似したフレーズであれば応用できるようになるまで練習させられた。そのしつこさには、当時は飽き飽きするものであった。しかし、今思い返してみると厳しい指導のおかげで自分の実際に話せるボキャブラリーは格段に増えた。

例えば” I cannot ~ing”のように日本語では「~をせずにはいられない」といった汎用性の高いフレーズがある。他の英会話学校であれば少し他のパターンを試すだけで終わることも多いと思うが、Berlitzではその週の授業で発見した課題はその週で何度も繰り返すだけでなく、次週にも持ち越すことで確実に定着を狙ってくる。

その結果、自然と英語のフレーズが定着するため、TOEFLのスピーキングのように短い時間でアウトプットを考えなければいけない場合に役立った。今までは1フレーズ1フレーズを考えて話したいたが、ある程度その場の勢いで話せるようになったことがスピーキングに関しては最大の成長だったといえる。

 

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ライティング指導

生徒によってはスピーキングだけを学ぶ人もいるかもしれないが、筆者は履歴書やカバーレター、そしてTOEFLのライティングのスコアを伸ばすためにビジネス文書の書き方と作文の書き方についてもクラスを受講していた。

ライティングのレッスンを受けて最も成長したところはイディオムに関してだと思う。自分としてはある程度単語力には自信があったため、いかに読みやすく、かつ英語力の高さがアピールできる文章が書けるかに苦心していた。

その時は付け焼刃のイディオムやなるべく学術的な単語を使用することで工夫していたが、先生に依れば単語の難易度や難しいイディオムを使うよりもいかに「自然な」言葉を選ぶかが大切だと口酸っぱく言われた。

簡単な例になるが、例えば「とても疲れていてぐっすり寝た」という文章を書いてみるとする。すると、多くの日本人は「I was very tired, and could sleep well」のように大した意味もない言葉でも二語に切って書くことが多い。しかし、実際のネイティブは「slept like a log」といったように少し洒落ていながら、意味の伝わりやすい言葉を使うそうだ。

もちろんこれ以外にも丁寧なビジネスの文章の書きかなども学んだが、Berlitzの価値は実践的な英語を学べることなので、私はどんどん以上のような実際のネイティブが好んで使うような言葉を学んでいた。

その結果、当初はTOEFLのライティングのスコアアップと提出書類のためにライティングを磨いてもらっていたものの、最終的には綺麗な文章構成で話せるなった上、語彙力も向上したため、全体の英語力が向上したと思う。

 まとめ

ベルリッツでの授業料は決して安いものではなかったが、その成果はTOEFLの点数という目に見える結果でも、自分の実感としての語彙力の向上という面でもみられた。

留学や会社に提出するスコアで本気で悩んでいる人はまずは無料体験でもいいのでBerlitzに足を運んでみて欲しい。自分がどれだけ話せないのか、そしてどのような部分を伸ばせばいいのかの危機意識が芽生えるだけでもだいぶ意味のあることだと思う。